並列タイトル等あらぞのいせき
東九州自動車道(志布志IC〜鹿屋串良JCT)建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
タイトル(掲載誌)公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
一般注記荒園遺跡は,持留川と田原川に挟まれた仮宿台地の西縁辺部,標高50 mに位置する,縄文時代早期~古墳時代の複合遺跡である。
第1地点においては,7,300 年前の鬼界カルデラの噴火による液状化に伴う噴砂跡が発見され,南九州の縄文時代早期の文化・自然に与えた影響を考察し,今後の地震に対する防災・減災を検討する重要な基礎資料が得られた。
第1地点の主となる時代は,縄文時代早期と古墳時代である。縄文時代早期では,集石3基を検出し,塞ノ神式・苦浜式土器が出土した。古墳時代は竪穴住居跡2軒を検出し,甕や壺,坩等の成川式土器や陶邑産の須恵器の𤭯が出土し,当時の人々の生活の在り方,交易・交流を考える上で,有効な資料である。
DOI10.24484/sitereports.22337
一次資料へのリンクURLhttp://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/30/30572/22337_1_%E8%8D%92%E5%9C%92%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)