並列タイトル等いわもとふもといせき
国道226号岩本交差点改良事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
タイトル(掲載誌)公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
一般注記岩本麓遺跡は,縄文時代後・晩期〜近世相当の遺跡である。縄文後・晩期〜弥生時代の包含層が確認され,各時代の遺物が出土した。縄文時代後・晩期は,黒川式を主体とし,それに伴うと思われる打製石鏃・打製石斧・礫石器等が出土している。弥生時代は早・前期〜中期前半の土器が出土した。特筆すべき遺物として,Ⅱ層出土の古墳時代相当期の土製品がある。古代〜中世にかけても遺物が出土しており,当遺跡が断片的ではあるが継続して使用された立地であることが明らかになった。遺構は時期不明のピット群が検出された。
DOI10.24484/sitereports.22659
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