尾高城跡Ⅲ ‐山下地区の調査‐

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 尾高城跡Ⅲ ‐山下地区の調査‐
• 著者・編者: 高橋,浩樹
• 著者標目: 高橋,浩樹
• 出版事項: 一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
• 出版年月日等: 2019-03-27
• 出版年（W3CDTF）: 2019-03-27
• 並列タイトル等: おだかじょうあとさん ‐さんげちくのちょうさ‐
• タイトル（掲載誌）: 一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 15
• 掲載巻: 15
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 尾高城跡は、米子平野の東部に位置し、大山山麓からなだらかに広がる台地の縁辺部にあり、山下地区はその台地の裾部に位置する。今回の調査では、土塁2基と通路を検出した。本調査地の北東側に隣接する既往の調査地でも、両側を土塁によって防御された通路が検出されており、既往の調査と合わせると土塁Ⅰと通路は約20ｍを確認したことになる。また、昭和53年度調査では、当初、土塁Ⅰと土塁Ⅲにより防御された通路が構築され、その後、土塁Ⅲを削平し、通路を埋め立てて、土塁Ⅱを構築して通路を拡張したことが明らかとなっている。本調査地でも通路が一気に雨られた状況を呈しており、昭和53年度調査と同様に通路を拡張したと考えられる。通路を拡張した時期は、土塁Ⅱの帰属時期から16世紀後半から17世紀初頭と考えられる。土塁Ⅱよりも南東側は、16世紀代に平場が造成されているが、平場からは中世の遺物の出土はごくわずかであり、遺構も認められないことから、居住域としては機能していなかったと考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.62723
• 記録形式（IMT）: application/pdf
• 一次資料へのリンクURL: http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/34/34114/62723_1_尾高城跡Ⅲ‐山下地区の調査‐.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB28176004; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB28176004
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧