神明遺跡 ; 刑部遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 神明遺跡 ; 刑部遺跡
• 著者・編者: 渡邉,恵里子; 團,奈歩; 大橋,雅也; 髙田,恭一郎; 弘田,和司; 柴田,英樹; 氏平,昭則; 金田,善敬; 杉山,一雄; 小林,利晴; 河合,忍; 松尾,佳子; 上栫,武; 石田,爲成; 藤井,翔平; 森本,直人; 鈴木,茂之; 藤原,貴生; 藁科,哲男; 竹原,弘展; 藤根,久; 山口,繁生; 渡邊,緩子; 隅,英彦; 平尾,良光; 鈴木,瑞穂; 白石,純; 山田,隆文; 勝川,若奈; 北井,利幸; 水野,敏典; 難波,洋三; 株式会社古環境研究所; 株式会社パレオ・ラボ; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 著者標目: 渡邉,恵里子; 團,奈歩; 大橋,雅也; 髙田,恭一郎; 弘田,和司; 柴田,英樹; 氏平,昭則; 金田,善敬; 杉山,一雄; 小林,利晴; 河合,忍; 松尾,佳子; 上栫,武; 石田,爲成; 藤井,翔平; 森本,直人; 鈴木,茂之; 藤原,貴生; 藁科,哲男; 竹原,弘展; 藤根,久; 山口,繁生; 渡邊,緩子; 隅,英彦; 平尾,良光; 鈴木,瑞穂; 白石,純; 山田,隆文; 勝川,若奈; 北井,利幸; 水野,敏典; 難波,洋三; 株式会社古環境研究所; 株式会社パレオ・ラボ; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 出版事項: 岡山県教育委員会
• 出版年月日等: 2019-03-15
• 出版年（W3CDTF）: 2019-03-15
• 並列タイトル等: しんめいいせき ; おしかべいせき; 一般国道180号(総社・一宮バイパス)改築工事に伴う発掘調査 ; 3
• タイトル（掲載誌）: 岡山県埋蔵文化財発掘調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 249
• 掲載巻: 249
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: （神明遺跡） 弥生時代中期から室町時代にかけての集落遺跡である。弥生時代中期～後期にかけて形成された集落は高所を中心に竪穴住居など遺構が集中しており、ここからは扁平鈕式古段階とみられる銅鐸が埋納坑から出土して注目される。古墳時代は中期後半～後期にかけての集落を主とするが、炭窯の可能性がある被熱土坑や羽口、鉄滓の出土からみて、鍛冶を行っていた可能性が示唆される。古代では、８～９世紀を中心とした掘立柱建物群を検出し、丹塗り土師器や転用硯が出土していることなどから、近隣に官的性格の遺跡が存在した可能性が考えられる。中世になると区画を持った屋敷地が形成される。 （刑部遺跡） 弥生時代中期から室町時代にかけての集落遺跡である。縄文時代の遺構は確認していないが、微高地の形成に伴う堆積土中から後期の土器が出土している。弥生時代中期には集落が形成され始め、後期にかけて拡大していく。竪穴住居のなかには直径10ｍ以上越えるものも存在し、破鏡（後漢鏡）や翡翠製勾玉が出土したものもある。古墳時代では、県下最古級のカマドを持つ竪穴住居や曲刃鎌をはじめ、軟質土器や初期須恵器が出土するなど、渡来人との密接な関連がうかがえる。古代の明瞭な遺構は存在しなかったが、平安時代のたわみから緑釉緑彩陶器が灰釉陶器や黒色土器とともに出土しており、国衙周辺の居住域が近在する可能性もある。中世には明瞭な副葬品を持たない土坑墓を検出している。
• DOI: 10.24484/sitereports.70110
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BC02459510; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC02459510; BC02459430; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC02459430; BC02459328; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC02459328; BB2800169X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB2800169X
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/35/35690/70110_1_神明遺跡刑部遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/35/35691/70110_2_神明遺跡刑部遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/35/35692/70110_3_神明遺跡刑部遺跡.pdf