石峠Ⅱ遺跡発掘調査報告書

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 石峠Ⅱ遺跡発掘調査報告書
• 著者・編者: 北村,忠昭; 佐藤,剛; 佐藤,あゆみ; 松政,里奈; 佐々木,隆英; 森,裕樹
• 著者標目: 北村,忠昭; 佐藤,剛; 佐藤,あゆみ; 松政,里奈; 佐々木,隆英; 森,裕樹
• 出版事項: 国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
• 出版年月日等: 2020-03-13
• 出版年（W3CDTF）: 2020-03-13
• 並列タイトル等: いしとうげにいせきはっくつちょうさほうこくしょ; 三陸沿岸道路建設事業関連遺跡発掘調査
• タイトル（掲載誌）: 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 709
• 掲載巻: 709
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 石峠Ⅱ遺跡は縄文時代早期中葉から近世まで断続的に活用されていた場所であることが判明した。縄文時代は早期末葉、前期初頭～前葉、中期末葉を中心に集落として、詳細な時期は特定できないが、断続的に狩猟の場として利用されてきた。その最盛期は縄文時代中期末葉である。当該期の集落は、南東向きの緩斜面地に居住域、斜面部に貯蔵域を配置する特徴があり、この配置は同時期の当該地域では共通性が見られる。本遺跡は地域を代表する遺跡の一つである。 古代についても集落の一部を確認できたが、規模は小さく、詳細は不明である。 中世は鉄生産の場、集落、墓域として利用されている。鉄生産に関しては、製鉄炉と鉄生産に関係すると想定される土取り穴が確認されたが、その他の遺構である建物を含む作業場、炭窯、廃滓場等は確認されていない。鉄生産に必要不可欠なものであるため、調査対象区域外に存在するものと考えられる。古代から中世の鉄生産に関わる調査事例は震災復興調査の進展に伴い、太平洋沿岸一帯で遺跡数が増加している。特に山田町から宮古市にかけては、花崗岩帯から採取される砂鉄原料を用いた鉄生産が盛んとなっており、石峠Ⅱ遺跡もそのなかの一つと考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.70291
• 記録形式（IMT）: application/pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB3128170X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB3128170X
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/35/35926/70291_1_石峠Ⅱ遺跡発掘調査報告書.pdf

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http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/35/35952/70291_3_石峠Ⅱ遺跡発掘調査報告書.pdf

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