並列タイトル等とみさと3いせき
勇払東部(二期)地区厚幌導水路工事用地内埋蔵文化財発掘調査報告書/厚真町
一般注記[富里3遺跡 要約]
富里3遺跡は、勇払郡厚真町市街地から北東へ約5Km、厚真川左岸の段丘上に位置する。標高は約32mである。同じ段丘上の約500m西には富里2位s系、約700m南南東にはニタップナイ遺跡がある。 樽前Cテフラより上位の包含層(3層)は多くが削平されていたが、調査区北側際でアイヌ文化期のものと思われる灰集中1か所と漆椀の塗膜片が出土した。このほか包含層からは礫等が出土している。 樽前Cテフラより下位(5層)では、旧河道による攪乱や水成堆積がみられた。遺構は、柱穴状小土坑2基、Tピット1基である。 総遺物点数は、縄文土器片416点(うち晩期372点)、石器411点、礫・礫片394点、計1,221点である。 また、近・現代のものと思われる柱穴状小土坑19基を記録した。
DOI10.24484/sitereports.28018
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)