仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第14地点第2分冊

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第14地点第2分冊
• 著者・編者: 柴田,恵子; 菅野,智則; 石橋,宏; 上條,信彦; 國井,秀紀; 熊谷,亮介; 小林,和貴; 佐々木,由香; 柴,正敏; 鈴木,三男; 能代,修一; 丸山,真史; 森,勇一; 吉川,純子
• 著者標目: 柴田,恵子; 菅野,智則; 石橋,宏; 上條,信彦; 國井,秀紀; 熊谷,亮介; 小林,和貴; 佐々木,由香; 柴,正敏; 鈴木,三男; 能代,修一; 丸山,真史; 森,勇一; 吉川,純子
• 出版事項: 東北大学埋蔵文化財調査室
• 出版年月日等: 2020-03-31
• 出版年（W3CDTF）: 2020-03-31
• 並列タイトル等: せんだいじょうあとにのまるほっぽうぶけやしきちくだい14ちてんだい２ぶんさつ
• タイトル（掲載誌）: 東北大学埋蔵文化財調査室調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 8
• 掲載巻: 8
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 本調査は、仙台市高速鉄道（地下鉄）東西線の川内駅の、駅前広場等を整備する工事に伴う調査である。調査の結果、池状遺構や井戸など数多くの遺構を確認することができ、主に江戸時代の17世紀から19世紀の遺物が出土している。17世紀前半の遺物はあまり多くはなく、まとまって出土する遺構や層はなかった。17世紀後半以降では、４号池状遺構からは17世紀後半の陶磁器が、２号池状遺構からは17世紀末から18世紀前葉の陶磁器や木製品がややまとまって出土している。特に２号池状遺構では、「正徳３年」（1713）と記載された木簡も出土した。６号井戸からは幕末頃の陶磁器や漆器・木製品などが一括して出土しており、明治初頭の武家屋敷の取り壊しに伴って一括廃棄されたものと推測される。特殊な遺物として、池状遺構や井戸から昆虫や動物遺存体、植物遺存体が検出されている。これらの動植物データは、江戸時代の武家屋敷周辺の環境を推測することができる貴重な資料となった。また、江戸時代の絵図と比較によって、当調査地点が絵図のどの位置に該当するかを推測することができた。
• DOI: 10.24484/sitereports.70989
• 一次資料へのリンクURL: http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/36/36698/70989_1_%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%9F%8E%E8%B7%A1%E4%BA%8C%E3%81%AE%E4%B8%B8%E5%8C%97%E6%96%B9%E6%AD%A6%E5%AE%B6%E5%B1%8B%E6%95%B7%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%AC%AC14%E5%9C%B0%E7%82%B9%E7%AC%AC2%E5%88%86%E5%86%8A.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB28088701; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB28088701
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧