阿武隈川上流河川改修事業トロミ地区遺跡調査報告

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 阿武隈川上流河川改修事業トロミ地区遺跡調査報告
• 著者・編者: 吉田,功; 能登谷,宣康; 小暮,伸之; 鈴木,侑加子; 下山,貴生; 由井,文菜
• 著者標目: 吉田,功; 能登谷,宣康; 小暮,伸之; 鈴木,侑加子; 下山,貴生; 由井,文菜
• 出版事項: 福島県教育委員会
• 出版年月日等: 2014-12-18
• 出版年（W3CDTF）: 2014-12-18
• 並列タイトル等: あぶくまがわじょうりゅうかせんかいしゅうじぎょうとろみちくいせきちょうさほうこく; トロミ遺跡 3次調査
• タイトル（掲載誌）: 福島県文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 3 497
• 掲載巻: 3
• 掲載号: 497
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: ・トロミ遺跡は阿武隈川東岸に形成された自然堤防上に存在する、縄文時代早期〜鎌倉時代にわたる複合遺跡である。 ・調査１区では、奈良時代の竪穴住居跡が検出され、その下層からは、縄文時代前・中・後期の遺物包含層と落し穴群が検出された。落し穴群は、阿武隈川に面する自然堤防上で確認され、調査9区から続いてほぼ南北方向に列をなしている。 ・調査3・4区では、中世の畑跡・掘立柱建物跡・柱列跡、古代の竪穴住居跡・土坑・溝跡・畑跡などが検出された。畑跡は北に隣接する調査５中区から連続する生産域を示すものと推測される。 ・調査５中区では、縄文時代前期の遺物包含層が検出された。 ・調査９区では、中世の溝跡・土坑が検出され、その下層から、縄文時代前期後葉〜後期後葉の遺物包含層と落し穴群を検出した。落し穴群は前期前葉以前のもので、阿武隈川に面する自然堤防の尾根に沿ってほぼ南北方向に列をなし、北隣の調査１区にも延びており、広範囲の狩猟場が形成されていたことが判明した。 ・調査１０区では、中世ないしは中世以降の溝跡・土坑が検出され、その下層からは、礫と土器を集積した古墳時代後期の特殊遺構が２ヵ所確認された。
• DOI: 10.24484/sitereports.23463
• 一次資料へのリンクURL: http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/38/38806/23463_1_%E9%98%BF%E6%AD%A6%E9%9A%88%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E6%B5%81%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E6%94%B9%E4%BF%AE%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9F%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E9%81%BA%E8%B7%A1%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB1236502X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB1236502X
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧