厚真町上幌内3遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 厚真町上幌内3遺跡
• 著者・編者: 笠原,興; 村田,大; 新家,水奈; 阿部,明義; 吉田,裕吏洋; 佐川,俊一
• 著者標目: 笠原,興; 村田,大; 新家,水奈; 阿部,明義; 吉田,裕吏洋; 佐川,俊一
• 出版事項: 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2017-03-24
• 出版年（W3CDTF）: 2017-03-24
• 並列タイトル等: あつまちょうかみほろないさんいせき; 厚幌ダム建設事業埋蔵文化財発掘調査報告書
• タイトル（掲載誌）: 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 335
• 掲載巻: 335
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: [上幌内３遺跡 要約] 遺跡は、厚真町市街地から北東に約11km、厚真川右岸の河岸段丘縁辺部に位置する。樽前cテフラより上位では、主に擦文文化後期からアイヌ文化期の集落跡・墓地を検出した。住居跡14軒・建物跡1棟・土坑墓2基・土坑1基などが検出された。平地住居跡は付属施設を伴うものが1軒確認された。住居跡のうち2軒は擦文文化後期とみられる。建物跡は柱穴が太く正方形に配置され、高床構造をなしていたと考えられる。また住居跡に近接して、シカの頭蓋骨の一部と杭列が並ぶ儀礼の場と考えられる検出状況がある。土坑墓のうち1基はマウンド・周溝・墓標穴をもち、墓坑は、長台形で、副葬品（鎌・耳飾・ガラス玉など）や供献品（鍋・鉈）があり、被葬者は成人女性とみられる。もう1基は小型の円形土坑で、副葬品（ガラス玉・古銭）があり、被葬者は小児とみられる。遺物は約9000点が出土した。樽前cテフラより下位では、主に縄文時代早期後半・中期から後期初頭の集落跡および狩猟の場を検出した。竪穴住居跡９軒、土坑６基、Ｔピット22基などを検出した 。竪穴住居跡は、早期3軒、中期2軒、中期から後期1軒、後期3軒である。Ｔピットは溝状・楕円形があり、後者は坑底に柱穴があるもんが多く、中には杭そのものが残存するものがあった。遺物は、約25000点が出土した。
• DOI: 10.24484/sitereports.28166
• 記録形式（IMT）: application/pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB23315103; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB23315103
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/40/40358/28166_1_厚真町上幌内3遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/40/40359/28166_2_厚真町上幌内3遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/40/40360/28166_3_厚真町上幌内3遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/40/40361/28166_4_厚真町上幌内3遺跡.pdf