常楽寺柿木田古墳群

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 常楽寺柿木田古墳群
• 著者・編者: 幡中,光輔; 奥中,亮太
• 著者標目: 幡中,光輔; 奥中,亮太
• 出版事項: 出雲市教育委員会
• 出版年月日等: 2021-03-30
• 出版年（W3CDTF）: 2021-03-30
• 並列タイトル等: じょうらくじかきのきだこふんぐん; 一般国道９号（出雲湖陵道路）改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
• タイトル（掲載誌）: 出雲市の文化財報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 46
• 掲載巻: 46
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 常楽寺柿木田古墳群は出雲市湖陵町常楽寺に所在する。常楽寺柿木田１号墳は、これまでの測量調査や試掘確認調査によって前方後円墳である可能性が指摘されてきた。 今回の常楽寺柿木田１号墳の発掘調査では、後円部や前方部の各箇所で墳丘端部が確認でき、前方部南端は後世の造成で削平されていたが、墳丘幅から勘案すると、最大で全長約35ｍの前方後円墳であると推定できる。古墳の築造時期は、前期末から中期初頭頃と考えられる。 後円部上では主体部の墓坑を３基確認した。各墓坑は同一方向に主軸が向けられており、また重複関係はなく、同時期頃に形成された可能性が高い。なお、後円部上の墳丘面においては、盛土上に敷設された礫敷を確認した。 後円部裾に近い後円部の墳丘面では、非日常的な用途が想定される土師器の手捏ね土器（ミニチュア土器）が出土した。墳丘上で行われた葬送儀礼の痕跡を示す重要な資料として位置づけられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.91477
• 記録形式（IMT）: application/pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/41/41841/91477_1_常楽寺柿木田古墳群.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/41/41842/91477_2_常楽寺柿木田古墳群.pdf