並列タイトル等いちのづか1く(じょうもんじだい・こふんじだい1)・2く〜12く
経営体育成基盤整備事業小貝川西2区期地区に伴う埋蔵文化財発掘調査
一般注記[市ノ塚遺跡1区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。 1区の縄文時代は早期の竪穴住居跡8軒、陥し穴4基、土坑1基。早〜前期の土器とそれに伴う石器が出土し撚糸文期の遺物が目立つ。低地を臨む台地縁辺部に営まれた集落は県内では規模が大きい。また、遺構は確認できなかったが後期旧石器時代とされるナイフ形石器は1点。弥生時代後期の土器片が数点みられた。1区における古墳時代の竪穴住居跡は233軒になるが、本分冊ではそのうちの107軒の竪穴住居跡を報告している。古墳時代前期44軒、中期後葉〜中葉7軒、後期後葉11軒、時期不明7軒である。土師器が多く出土しており、須恵器は出土量が少ない。SI-296からは珠文鏡と推定される破鏡が1点出土している。堀立住建物跡は4棟確認されている。この他に墳墓を7基調査している。SZ-290・300・423・500は円墳で、主体部はSZ-300・500で確認されており、SZ-300が木簡直葬、SZ-500が小口積みの横穴式石室である。服装品はSZ-300では鉄製品が、SZ-500では鉄鏃10点・刀子4点が出土している。SZ-55・57は小石室、SZ-111は木簡直葬墓である。SZ-111からは鉄鏃が、SZ-55からは刀子が出土している。
[市ノ塚遺跡2区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。 \0\0
[市ノ塚遺跡3区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。 3区は古墳時代の竪穴住居跡が8軒、方墳が3基確認された。古墳時代前期2軒、中期中葉〜中期後葉2軒、後期が3軒、時期不明1軒である。竪穴住居跡はいずれも重複しておらず、1区の在り方とは異なる。出土遺物は土師器のみで出土量も少ない。方墳はいずれも主体部は確認できないが古墳時代前期の器台・甕が出土している。
[市ノ塚遺跡4区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。 4区は古墳時代の竪穴住居跡が5軒確認された。古墳時代前期1軒、中期1軒、後期が2軒、時期不明1軒である。出土遺物は土師器のみで出土量も少ない。
[市ノ塚遺跡5区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。 5区は古墳時代の竪穴住居跡が5軒、前方後円墳が1基確認された。古墳時代後期が3軒、時期不明2軒である。出土遺物は後期の土師器のみで出土量も少ない。前方後円墳は西側と北側周溝のみの確認である。周溝内からは円筒埴輪片が出土している。周溝内にはHr-FAの推積も確認でき、火山灰の降灰年代から古墳の築造か5世紀末〜6世紀初頭とみる。二宮町域において古い階段の前方後円墳となる。 \0\0
[市ノ塚遺跡7区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。 \0\0
[市ノ塚遺跡8区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。
[市ノ塚遺跡9区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。
[市ノ塚遺跡10区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。
[市ノ塚遺跡11区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。
[市ノ塚遺跡12区 要約]
市ノ塚遺跡は、真岡市から二宮町南部にかけて南北に連なる、穏やかに傾斜する西根台地の東端に立地。遺跡の範囲は243,150?に及び、区域内には1区から12区とした調査区が設けられている。
DOI10.24484/sitereports.24050
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