内藤町遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 内藤町遺跡
• 著者・編者: 川田,壽文; 小坂井,孝修; 長佐古,真也; 浅羽,英男; 長谷川,正次; 宮崎,博
• 著者標目: 川田,壽文; 小坂井,孝修; 長佐古,真也; 浅羽,英男; 長谷川,正次; 宮崎,博
• 出版事項: (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
• 出版年月日等: 2010-07-30
• 出版年（W3CDTF）: 2010-07-30
• 並列タイトル等: ないとうちょういせき; 新宿御苑大温室の整備に伴う埋蔵文化財発掘調査
• タイトル（掲載誌）: 東京都埋蔵文化財センター調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 246
• 掲載巻: 246
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: [内藤町遺跡 要約] 旧石器時代は石器が、縄文時代は陥し穴状土坑や前期から後期の土器などが検出された。江戸時代に入り、徳川家譜代の内藤清成が下屋敷として拝領した所である。屋敷地の範囲は、江戸時代を通じて、増減はあるが、今回調査をした対象区域は屋敷地の北東に当たり、表御門近くである。製作時期不明の下屋敷に関する絵図には、表御門から表御殿・玉藻池へ繋がる通路の西側にあたり、居住地と林、畑などの空間が入り混じっている様子が窺える。今回の調査でも、東側の三分の二は溝に区画された遺構の少ない空間であった。西側の居住区も溝に区画された区域で、建物跡や地下室、植栽痕、土坑などの多くの遺構が検出され、遺物も多出し、屋敷の利用状況が窺い知れる様相を呈している。近代に入り、下屋敷は「新宿御苑」の前身として大蔵省から内務省を経て、農業振興策に合わせて、田畑や桑などが栽培され、メロンなども品種改良されるなど利用が始まる。その後、宮内省に所管され、明治時代に建造された温室と付属施設が建設された。温室は、皇室で利用する農産物の栽培・育成が行われていた。今回検出された温室基礎は、E字形に南北に張り出した3棟ある温室の一番東端にあった棟の中央部から南側部分にあたる。検出された基礎は保存が決まり、大温室の展示と合わせて公開される。
• DOI: 10.24484/sitereports.25162
• 関連情報（NCID）: BB0324610X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB0324610X
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧