水沢市 竈堂遺跡 東大畑遺跡 大曽根遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 水沢市 竈堂遺跡 東大畑遺跡 大曽根遺跡
• 著者・編者: 中川,重紀; 瀬川,司男; 高橋,与右エ門
• 著者標目: 中川,重紀; 瀬川,司男; 高橋,与右エ門
• 出版事項: (財)岩手県埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 1982-03-25
• 出版年（W3CDTF）: 1982-03-25
• 並列タイトル等: みずさわし へっついどういせき ひがしおおばたけいせき おおそねいせき; 金ヶ崎バイパス関連遺跡発掘調査報告書
• タイトル（掲載誌）: 岩手県埋文センター文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 44
• 掲載巻: 44
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: [竈堂遺跡 要約] 遺跡は東北本線水沢駅の北方約3.8kmに位置する。胆沢扇状地の水沢段丘上に遺跡が載り、標高は52〜52.5mである。東北本線を挟んで西側には東大畑遺跡広がる。調査の結果、竪穴住居1棟、時期不明のピット7基、溝跡1条が検出された。開田や耕作等によって削られ遺存状況は悪かった。竪穴住居からは奈良時代の土師器が出土している。 [東大畑遺跡 要約] 遺跡は東北本線を挟んで竈堂遺跡の東側にあり、水沢段丘上に載っている。標高は52.5〜53mである。調査の結果、縄文時代の竪穴住居1棟（前期）、奈良時代の竪穴住居17棟、平安時代の竪穴住居10棟、時期不明の竪穴住居3棟、ピット18基などが検出された。埋甕は平安時代の土師器の2つの甕の口を合わせた形のものである。遺物は縄文土器、土師器、須恵器などが出土している。また、石帯、メノウ製勾玉なども出土している。 [大曽根遺跡 要約] 遺跡は水沢市役所の北約2.5kmに位置する。胆沢扇状地の扇端に近い部分に立地している。調査の結果、竪穴住居5棟、土坑29基などが検出された。竪穴住居のうち4棟は奈良時代のものと考えられる。残りの1棟は不明だが中世の可能性がある。土坑は縄文時代、奈良時代、時期不明のものがある。縄文時代の土器は尖底の表裏縄文で早期末葉と考えられるものである。竪穴住居から土師器等が出土しているが量は少ない。
• DOI: 10.24484/sitereports.25183
• 関連情報（NCID）: BN03596434; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03596434
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧