高田南原遺跡 第Ⅱ地点

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 高田南原遺跡 第Ⅱ地点
• 著者・編者: 天野,賢一; 永井,淳
• 著者標目: 天野,賢一; 永井,淳
• 出版事項: 財団法人かながわ考古学財団
• 出版年月日等: 2006-09-25
• 出版年（W3CDTF）: 2006-09-25
• 並列タイトル等: たかたみなみばら だい2ちてん; 都市計画道路 穴部国府津線街路事業に伴う発掘調査
• タイトル（掲載誌）: かながわ考古学財団調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 199
• 掲載巻: 199
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: [高田南原遺跡 要約] 高田南原遺跡は、酒匂川左岸の足柄平野に位置する。現標高12mの低湿地遺跡で、弥生時代後期及び古墳時代後期の溝が発見された。弥生時代後期の溝からは鍬など木製品が出土した。古墳時代後期の溝底面からは須恵器・土師器などの破片が多量に出土し、伴って石製品（滑石製の勾玉・臼玉）及び鉄製品（刀子）が各１点出土した。包含層からは弥生時代後期所産と考えられる銅釧、古墳時代所産と考えられる銅鏡（珠文鏡）が出土した。珠文鏡の鈕には樹皮による紐が巻き付けられていることが特筆される。 低湿地から多量の遺物が出土したことにより、弥生〜古墳時代における水田としての土地利用が明かとなった。また包含層から出土した青銅製品は、調査区及びその周辺で廃棄・遺棄されたもので、水辺に関わる祭祀的な性格が考えられる。 今回の調査成果によって低湿地遺跡の様相を把握する上で、より具体的な資料を得ることができた。
• DOI: 10.24484/sitereports.25346
• 関連情報（NCID）: BA7861201X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA7861201X
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧