川戸釜八幡遺跡・石仏遺跡

資料種別: 文書・図像類

著者: 片根,義幸ほか

出版者: 栃木県教育委員会　財団法人とちぎ生涯学習文化財団

出版年: 2011-03-30

資料形態: 紙

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: [川戸釜八幡遺跡・石仏遺跡要約] 　川戸釜八版遺跡は栃木県の北西端に位置し、湯西川の左岸持丸山南西山麓の河岸段丘上にある。縄文時代の遺構は竪穴住居跡10軒、土坑7基、石棺墓18基で、居住域と墓域が明確に区分された構造をとる。晩期の住居跡は、直径5〜6ｍ前後の隅丸方形ないしは楕円形を基本とする。住居...

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書誌情報

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資料種別: 文書・図像類
タイトル: 川戸釜八幡遺跡・石仏遺跡
著者・編者: 片根,義幸
田代,隆
著者標目: 片根,義幸
田代,隆
出版事項: 栃木県教育委員会　財団法人とちぎ生涯学習文化財団
出版年月日等: 2011-03-30
出版年（W3CDTF）: 2011-03-30
並列タイトル等: かわどかまはちまんいせき・いしぼとけいせき
国土交通省による湯西川ダム建設に伴う埋蔵文化財発掘調査
タイトル（掲載誌）: 栃木県埋蔵文化財調査報告
巻号年月日等（掲載誌）: 2 338
掲載巻: 2
掲載号: 338
本文の言語コード: und
対象利用者: 一般
一般注記: [川戸釜八幡遺跡・石仏遺跡要約] 　川戸釜八版遺跡は栃木県の北西端に位置し、湯西川の左岸持丸山南西山麓の河岸段丘上にある。縄文時代の遺構は竪穴住居跡10軒、土坑7基、石棺墓18基で、居住域と墓域が明確に区分された構造をとる。晩期の住居跡は、直径5〜6ｍ前後の隅丸方形ないしは楕円形を基本とする。住居内からは、晩期中葉の土器に伴い多量の剥片石器とその成作剥片が出土している。石棺墓は、土坑内に板状の割石や河原石を方形状に組んだ後期中葉頃のもので、蓋石をともなうものもある。包含層からは、後期中葉から後葉を主体に、早期前半から、晩期後葉までの土器が出土している。土製品は円盤を主体に土偶、土版、耳飾り、土錘などを合わせ約400点、石器・石製品は577点が出土している。なかでも石鏃の出土数が群を抜いており、次いで磨石類、掻削器類の出土が多い。また、装着材として石鏃や石錐、石匙などの基部にアスファルトが付着したものが多数認められた。　古代から近世にかけての遺構は竪穴住居跡5軒、土坑300基、小穴などである。古代の竪穴住居跡は、南東コーナー付近に石組のカマドが備わる。遺物は土師器甕形土器のほか、鉄鏃・刀子などの鉄製品が出土しており、時期的には9世紀後半〜10世紀前半頃のものと思われる。　石仏遺跡は、縄文時代の遺物散布がみられる石仏地区Ⅰ〜Ⅲの3地点において試掘調査を行った。調査の結果、石仏Ⅰ遺跡で縄文時代早期から中期初頭の遺物包含層、土坑26基を確認した。。
DOI: 10.24484/sitereports.25382
関連情報（NCID）: BB05951099
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB05951099
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧