田ノ浦遺跡Ⅱ | NDLサーチ | 国立国会図書館

田ノ浦遺跡Ⅱ

資料種別: 文書・図像類

著者: 谷口,哲一ほか

出版者: (公財)山口県ひとづくり財団　山口県埋蔵文化財センタ−

出版年: 2011-03-29

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: [田ノ浦遺跡要約] 田ノ浦遺跡は海浜部の浜堤および後背湿地に立地する縄文時代から古代・中世にかけての集落跡、散布地である。高潮等による浸食、撹乱によって遺構の残存状況は良くないが、厚く堆積した遺物包含層からは縄文時代から古代を中心とする遺物が多く出土する。検出された遺構のうち、縄文時代後期には14...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 田ノ浦遺跡Ⅱ
著者・編者: 谷口,哲一
後藤,義拓
米田,浩晃
山本,寛子
中原,香織
著者標目: 谷口,哲一
後藤,義拓
米田,浩晃
山本,寛子
中原,香織
出版事項: (公財)山口県ひとづくり財団　山口県埋蔵文化財センタ−
出版年月日等: 2011-03-29
出版年（W3CDTF）: 2011-03-29
並列タイトル等: たのうらいせきⅡ
平成20・21年度調査
タイトル（掲載誌）: 山口県埋蔵文化財センター調査報告
巻号年月日等（掲載誌）: 2 74
掲載巻: 2
掲載号: 74
本文の言語コード: und
対象利用者: 一般
一般注記: [田ノ浦遺跡要約] 田ノ浦遺跡は海浜部の浜堤および後背湿地に立地する縄文時代から古代・中世にかけての集落跡、散布地である。高潮等による浸食、撹乱によって遺構の残存状況は良くないが、厚く堆積した遺物包含層からは縄文時代から古代を中心とする遺物が多く出土する。検出された遺構のうち、縄文時代後期には14基の堅果類貯蔵穴が確認された。県内では岩田遺跡に次いで２遺跡目であり、縄文時代の食糧保管方法を示す良好な資料である。縄文土器は前期から晩期のものが出土し、大半が後期土器である。これらには他地域の土器も含まれ、県東部における縄文土器の様相をよく示している。出土石器の種類も豊富で数量も多い。また姫島産黒曜石やサヌカイトなどの石材や剥片も集落規模に比して多数出土することから、瀬戸内海ルートによる石材の搬入、集積、周辺遺跡への供給および石器生産が行われた可能性がある。また遺構は不明ながら、奈良時代から平安時代にかけて製塩を行っていたことが明らかとなった。
DOI: 10.24484/sitereports.25490
一次資料へのリンクURL: http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/52/52313/25490_1_田ノ浦遺跡Ⅱ.pdf
http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/52/52313/25490_1_田ノ浦遺跡Ⅱ.pdf
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
関連情報（NCID）: BA82732285
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA82732285
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧