宮の前遺跡･蛍池東遺跡･蛍池遺跡･蛍池西遺跡1992･1993年度発掘調査報告書

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 宮の前遺跡･蛍池東遺跡･蛍池遺跡･蛍池西遺跡1992･1993年度発掘調査報告書
• 著者・編者: 金光,正裕; 三宮,昌弘; 合田,幸美; 佐伯,博光
• 著者標目: 金光,正裕; 三宮,昌弘; 合田,幸美; 佐伯,博光
• 出版事項: 財団法人大阪文化財センター
• 出版年月日等: 1994-03-31
• 出版年（W3CDTF）: 1994-03-31
• 並列タイトル等: みやのまえいせき･ほたるがいけひがしいせき･ほたるがいけいせき･ほたるがいけにしいせきせんきゅうひゃ; 大阪モノレール蛍池東・西線建設に伴う発掘調査
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: ・古墳時代中期には、蛍池東遺跡で大形掘立柱建物3棟を検出。その廃絶後、竪穴建物からなる集落がひろがる。大形掘立柱建物の廃絶はTK208型式以前。大形掘立柱建物は、その規模と総柱建物という点で倉庫としての機能が考えられる。建物の復元では入母屋屋根となる可能性が指摘されている。竪穴建物は18棟が検出され、TK216～208型式に併行する。竪穴建物は竈が設置されるものが多く、出現期の竈として注目される。とくに住居13は、竈に甕がかかった状態で出土しており、竈の構造復元が可能な資料である。ほかにも、横煙道の竈、竈廃棄行為を示すものか特異な出土状態を示す竈が検出されているほか、焼失建物も見受けられる。 ・古墳時代後期には、低位段丘上の蛍池東遺跡で竪穴建物、土坑からなる集落が、同じく低位段丘上の蛍池遺跡で密集土坑とその端に位置する土器集中ピットが、沖積地の蛍池西遺跡で自然流路にとりつく溝が検出されており、蛍池西遺跡では水田遺構の存在がうかがわれる。これら三遺跡の調査により、古墳時代後期における居住域、墓域、生産域の在り方を把握することができた。
• DOI: 10.24484/sitereports.30223
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BA38511480; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA38511480
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧