木更津市二重山遺跡

資料種別: 文書・図像類

著者: 神野,信ほか

出版者: 財団法人千葉県文化財センター

出版年: 1997-03-31

資料形態: 紙

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: [二重山遺跡要約] 二重山遺跡は、木更津市のほぼ中央部に位置し、東京湾に流入する矢那川とその支流である田高川が合流するあたりの北岸、丘陵先端部に立地し、その大半は南斜面部となる。標高は約49〜57ｍを測る。旧石器時代では石器集中地点２か所、礫群５か所が検出された。?〜?層より頁岩・チャート製の切出...

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書誌情報

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紙

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 木更津市二重山遺跡
著者・編者: 神野,信
半澤,幹雄
著者標目: 神野,信
半澤,幹雄
出版事項: 財団法人千葉県文化財センター
出版年月日等: 1997-03-31
出版年（W3CDTF）: 1997-03-31
並列タイトル等: きさらづしふたえやまいせき
矢那川ダム埋蔵文化財調査報告書
タイトル（掲載誌）: 千葉県文化財センター調査報告
巻号年月日等（掲載誌）: 1 297
掲載巻: 1
掲載号: 297
本文の言語コード: und
対象利用者: 一般
一般注記: [二重山遺跡要約] 二重山遺跡は、木更津市のほぼ中央部に位置し、東京湾に流入する矢那川とその支流である田高川が合流するあたりの北岸、丘陵先端部に立地し、その大半は南斜面部となる。標高は約49〜57ｍを測る。旧石器時代では石器集中地点２か所、礫群５か所が検出された。?〜?層より頁岩・チャート製の切出形ナイフ形石器、スクレイパー、剥片がまとまって出土した。縄文時代では早期三戸式土器と円礫を出土した炉穴７基、土坑３基が検出された。古墳時代では前期から後期にかけての竪穴建物跡20軒が検出された。中期竪穴建物跡の床面上および覆土からは焼土・炭化材等が出土した。後期竪穴建物跡は北壁中央にカマド設置、壁下に周溝を巡らす。模倣坏形土器・長胴化した甕形土器が出土した。SI028出土の須恵器坏身はTK―209に比定される。奈良時代では竪穴建物跡８軒、鍛冶跡５基、横口式木炭窯跡11基、製錬炉跡２基が検出された。南斜面沿いには竪形製錬炉やそれに伴う作業場、踏み鞴遺構、横口式木炭窯が構築され、台地上の建物跡には鍛冶炉が敷設される。製錬炉付近や建物跡南側斜面には炉内滓や再結合滓、含鉄炉内滓が集中して出土し排滓場であったことがわかった。
DOI: 10.24484/sitereports.31322
関連情報（NCID）: BA36721074
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA36721074
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧