新東京国際空港埋蔵文化財発掘調査報告書

資料種別: 文書・図像類

著者: 小久貫,隆史ほか

出版者: 財団法人千葉県文化財センター

出版年: 1995-03-31

資料形態: 紙

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: [一鍬田甚兵衛山北（空港№11遺跡）要約] 一鍬田甚兵衛山北遺跡(空港№11遺跡)は、香取郡多古町の北端に位置し栗山川の支流である高谷川支谷最奥部の舌状台地上に立地する。台地の標高は約40ｍを測る。旧石器時代および縄文時代早期の遺構・遺物、奈良・平安時代の製鉄関連遺構が検出された。旧石器時代では谷...

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書誌情報

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資料種別: 文書・図像類
タイトル: 新東京国際空港埋蔵文化財発掘調査報告書
著者・編者: 小久貫,隆史
新田,浩三
著者標目: 小久貫,隆史
新田,浩三
出版事項: 財団法人千葉県文化財センター
出版年月日等: 1995-03-31
出版年（W3CDTF）: 1995-03-31
並列タイトル等: しんとうきょうこくさいくうこうまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ
一鍬田甚兵衛山北遺跡（空港No.11遺跡）
タイトル（掲載誌）: 千葉県文化財センター調査報告
巻号年月日等（掲載誌）: 9 264
掲載巻: 9
掲載号: 264
本文の言語コード: und
対象利用者: 一般
一般注記: [一鍬田甚兵衛山北（空港№11遺跡）要約] 一鍬田甚兵衛山北遺跡(空港№11遺跡)は、香取郡多古町の北端に位置し栗山川の支流である高谷川支谷最奥部の舌状台地上に立地する。台地の標高は約40ｍを測る。旧石器時代および縄文時代早期の遺構・遺物、奈良・平安時代の製鉄関連遺構が検出された。旧石器時代では谷頭より２か所の石器集中地点および２枚の文化層が検出された。第１文化層は4層上部に生活面をもちナイフ形石器、二次加工のある剥片、石核、剥片、砕片、礫片を伴う。石材は信州系黒曜石でほぼ占められる。小型剥片を素材とした小型ナイフ形石器を特徴とする石器群である。第２文化層は3層上部に生活面をもちやや厚みのある横長剥片を素材として製作された尖頭器、削器、二次加工のある石核、石核、剥片、砕片を伴う。石材はホルンフェルス、安山岩、凝灰岩が多い。縄文時代では台地斜面縁辺より平面楕円形の早期陥穴が、台地上より早期から中期におよぶ土器集中地点が検出された。浮島・興津式期には土製玦状耳飾が共伴しており単位集団の表徴、その構成が明確になったとされる。奈良・平安時代では８世紀初頭とされる炉内滓、鉄塊系遺物を出土した住居跡や鍛冶工房跡、台地斜面裾部より竪形および箱形製錬炉を検出した
DOI: 10.24484/sitereports.32043
関連情報（NCID）: BN14165183
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14165183
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧