西末則遺跡

• 資料種別: 規格・テクニカルリポート類
• タイトル: 西末則遺跡
• 著者・編者: 森,格也; 小野,秀幸; 西村,尋文; 木下,晴一; 柏,徹哉
• 著者標目: 森,格也; 小野,秀幸; 西村,尋文; 木下,晴一; 柏,徹哉
• 出版事項: 香川県教育委員会
• 出版年月日等: 2015-03-20
• 出版年（W3CDTF）: 2015
• 並列タイトル等: にしすえのりいせき
• タイトル（掲載誌）: 香川県農業試験場移転事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 5 (第1分冊・第2分冊) 5
• 掲載巻: 5 (第1分冊・第2分冊)
• 掲載号: 5
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 出版タイプ： NA; （第1分冊） 西末則遺跡は末則丘陵の西斜面から綾川にかけて広がる段丘面上に展開する、縄文時代から近世に至る集落跡である。調査範囲は広く、今回報告する調査成果の中で注目できるのは、弥生時代後期、古代～中世にいたる当地の灌漑水路網の変遷がたどれる溝群を確認した点である。また、この遺跡では古墳時代後期末・古代・中世～近世にいたる集落跡を数地点で確認することができた点にある。主に古墳時代末～古代の集落、中世後半～近世前半の複数の屋敷地の変遷がたどれ、集落の全容が明らかとなった点が重要な成果である。 縄文時代晩期の溝と自然河川を検出し、当該期の土器・石器が出土した。弥生時代では灌漑水路群を検出し、当時の低地部分の開発状況が窺えるものとなった。中世では多数の掘立柱建物跡とそれにより構成される複数の屋敷地や大規模灌漑用水路の検出など、中世集落の景観を復元できる良好な資料となった。併せて中世の木棺墓の検出は当時の葬制を考えるうえで重要な資料となる。
• DOI: 10.24484/sitereports.41216; https://doi.org/10.24484/sitereports.41216
• オンライン閲覧公開範囲: インターネット公開
• 関連情報（NCID）: BA60169626; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA60169626
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧