愛島東部丘陵遺跡群 遺跡詳細分布調査 IV

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 愛島東部丘陵遺跡群 遺跡詳細分布調査 IV
• 著者・編者: 菅井,仁; 恵美,昌之; 大友,透
• 著者標目: 菅井,仁; 恵美,昌之; 大友,透
• 出版事項: 名取市教育委員会
• 出版年月日等: 1988-02-29
• 出版年（W3CDTF）: 1988-02-29
• 並列タイトル等: めでしまとうぶきゅうりょういせきぐん いせきしょうさいぶんぷちょうさよん
• タイトル（掲載誌）: 名取市文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 19
• 掲載巻: 19
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: [北東宮下遺跡 要約] 今回の調査は、遺跡詳細分布調査4年次目にあたり最終年度である。調査対象区域は、昭和60年度の確認調査で平安時代の集落が検出された区域の北側付近を中心に実施している。調査は、内容・範囲・性格などを把握するための確認調査および部分的な精査を実施した。今回の北東宮下遺跡の調査では、昭和60年度の確認調査で検出されていた掘立柱建物跡群・竪穴住居跡群の広がりを追って、その北側区域を対象として調査した。見つかった主な遺構には、縄文時代早期末から前期初頭頃の竪穴住居跡1軒、平安時代の竪穴住居跡4軒・掘立柱建物跡4棟、溝跡8条・土坑2基等があり、およそ9世紀から10世紀にかけてのものと考えられる。昭和60年度からの北東宮下遺跡の調査で発見された平安時代の遺構も含めれば、竪穴住居跡が9軒・掘立柱建物跡が14棟となる。これらの遺構は溝で区画された内部に配置されたものと考えられるが、官衙等の中核をなす様な建物跡群では無く、出土遺物にも官衙関連のものが出土していない事から、律令制下の最末端機構にあたる「郷」・「里」、すなわち名取郡内の一村落に伴うものであると考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.61657
• 関連情報（NCID）: BN03439061; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03439061
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧