平成29年度市内遺跡試掘調査報告書

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 平成29年度市内遺跡試掘調査報告書
• 著者・編者: 佐藤,真由美; 吉田,陽一
• 著者標目: 佐藤,真由美; 吉田,陽一
• 出版事項: 二本松市教育委員会
• 出版年月日等: 2018-03-30
• 出版年（W3CDTF）: 2018-03-30
• 並列タイトル等: へいせいにじゅうきゅうねんどしないいせきしくつちょうさほうこくしょ; 太夫内館跡 塩沢上原A遺跡 二本松城跡 郡山台遺跡
• タイトル（掲載誌）: 二本松市文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 65
• 掲載巻: 65
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 平成29年度実施した試掘調査報告書である。調査原因は、太夫内館跡・塩沢上原A遺跡・郡山台遺跡は個人住宅建設に伴う試掘調査、二本松城跡は文化観光施設建設に伴う試掘調査である。 二本松城跡は二本松藩丹羽氏の居城として営まれた近世城郭であるが、その前身は奥州管領として下向した畠山氏が築いた中世城館であるため、中世と近世の城跡が同じ場所で営まれたことが当城跡の最大の特徴である。 今回の調査では、絵図によって侍屋敷が存在したとされる平場の調査であり、昭和期に工場用地として利用されたにもかかわらず、遺構の保存状態が良好であることが判明。試掘調査対象地のうち斜面以外はすべて要保存地区と判断された。 太夫内館跡は、城主等は不明の中世城館である。今回の調査地点は、遺跡の東側中央から尾根から下がった傾斜地にあたるが調査の結果、近年に大規模な地形改変が行われていることが明らかとなった。 塩沢上原A遺跡は、縄文時代前期から後期にかけての集落跡である。今回調査された東側地点では、遺物の出土は見られたが、住宅建設の際に大規模な削平を受けていることが判明した。 郡山台遺跡は、安達郡衙跡であることが判明しているが、今回調査された遺跡中央の北側地点は、東地区と西地区を区画する谷地形の部分であったことが再認識された。
• DOI: 10.24484/sitereports.61967
• 関連情報（NCID）: BB26258469; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB26258469
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧