東京都文京区 国指定特別史跡及び特別名勝小石川後楽園大泉水護岸修復工事に伴う第一次確認調査

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 東京都文京区 国指定特別史跡及び特別名勝小石川後楽園大泉水護岸修復工事に伴う第一次確認調査
• 著者・編者: 池田,悦夫; 鈴木,康好; 鈴木,伸哉; 能城,修一
• 著者標目: 池田,悦夫; 鈴木,康好; 鈴木,伸哉; 能城,修一
• 出版事項: 東京都東部公園緑地事務所・文京区教育委員会
• 出版年月日等: 2016-06-30
• 出版年（W3CDTF）: 2016-06-30
• 並列タイトル等: とうきょうとぶんきょうく くにしていとくべつしせきおよびとくべつめいしょうこいしかわこうらくえんだいせんすいごがんしゅうふくこうじにともなうだいいちじかくにんちょうさ; 文京区春日町（小石川後楽園）遺跡第12地点確認調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: B-111
• 掲載巻: B-111
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 国指定特別史跡及び特別名勝小石川後楽園（以下「小石川後楽園」という）は、小石川台の南斜面下に立地する、寛永6（1629）年にこの地を拝領した水戸藩初代藩主徳川頼房に（H22-T1〜T3）を設定して実施した。 その結果、調査対象となった大泉水南側において、竹しがらみ、乱杭、板土留による護岸遺構や洲浜状遺構が確認された。これらの遺構は、検出された層位などから現況の石積以前に構築されたもので、大泉水の護岸がこれまでに複数回にわたり修復されたことが判明した。また、大泉水南東側のH22-T3においては、板土留護岸より下層に、池底から陸側の山地形の緩斜面に続く礫層が確認された。なお、護岸の修築過程を時系列に追うための基盤層として期待した池底下の灰色シルト層は、H22-T1の池底下より構築物が検出されたことから、自然堆積層ではない可能性が高まった。 その他に、H22-T2とその北側より、文献史料に見られる「長橋」に関連しり遺構が確認された。また、H22-T3の池底下より大型の木樋が出土した。そして、H22-T2〜T3間の棕櫚山下池側より、大型の木樋と板土留からなる排水施設が検出された。
• DOI: 10.24484/sitereports.62514
• 関連情報（NCID）: BB23441072; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB23441072
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧