東京都文京区 切支丹屋敷跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 東京都文京区 切支丹屋敷跡
• 著者・編者: 谷川,章雄; 篠田,謙一; 大橋,幸泰; 坂上,和弘; 渋谷,葉子; 神澤,秀明; 安達,登; 角田,恒雄; 池田,悦夫; 石井,たま子; パリノ・サーヴェイ株式会社; 株式会社東都文化財保存研究所
• 著者標目: 谷川,章雄; 篠田,謙一; 大橋,幸泰; 坂上,和弘; 渋谷,葉子; 神澤,秀明; 安達,登; 角田,恒雄; 池田,悦夫; 石井,たま子; パリノ・サーヴェイ株式会社; 株式会社東都文化財保存研究所
• 出版事項: 三菱地所レジデンス株式会社
• 出版年月日等: 2016-07-29
• 出版年（W3CDTF）: 2016-07-29
• 並列タイトル等: とうきょうとぶんきょうくきりしたんやしきあといこう・いぶつ・しぜんかがくぶんせき（1）・こうさつへん; 文京区小日向一丁目東遺跡・集合住宅建設に伴う埋蔵文化財は掘調査報告書［遺構・遺物・自然科学分析（1）・考察編］
• 巻号年月日等（掲載誌）: B-144-1
• 掲載巻: B-144-1
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 本遺跡からは、縄文時代から江戸時代にかけ幅広い時代の遺構や遺物が認められた。縄文時代早期に帰属するファイヤーピット、弥生時代後期や、弥生時代後期～古墳時代前期に帰属する竪穴建物跡、奈良・平安時代や、9世紀末葉から10世紀初頭に帰属する竪穴建物跡、中世に帰属する陶器、江戸時代に帰属する地下室、採土坑、溝状遺構・遺物であった。当該値は、正保3（1646）から寛政4（1792）に「切支丹屋敷」と呼ばれる、幕府が設置したキリシタンや棄教者らを収容する施設であった。本調査地点からはこの「切支丹屋敷」の時期に該当する埋葬遺構が3基検出された。これらの内1基は、DNA分析の結果、被葬者はヨーロッパ人であることが指摘された。「切支丹屋敷」内にはイタリア人宣教師ジョヴァンニ・バティスタ・シドッチが埋葬されたとの記述があり、今回検出された人骨は、考古学、自然科学分析、文献史学の調査成果からシドッチであると判断されるに至った。
• DOI: 10.24484/sitereports.62515
• 関連情報（NCID）: BB23732712; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB23732712
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧