中原D遺跡第4地点

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 中原D遺跡第4地点
• 著者・編者: 北原,朗久; 石川,真紀; 金子,浩昌; 冨永,樹之
• 著者標目: 北原,朗久; 石川,真紀; 金子,浩昌; 冨永,樹之
• 出版事項: 株式会社 玉川文化財研究所
• 出版年月日等: 2014-03-10
• 出版年（W3CDTF）: 2014-03-10
• 並列タイトル等: なかはらDいせきだい4ちてん; 平塚児童相談所(仮称)新築工事に伴う発掘調査
• タイトル（掲載誌）: 神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 18
• 掲載巻: 18
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 今回の調査では近代以降、中・近世、古墳時代後期～奈良・平安時代の遺構・遺物が検出された。その中心は古墳時代後期(7世紀)に始まり、8世紀前半と9世紀中葉に二度ほど途切れるが、その後は10世紀前半まで存続した。全体を通してみると、V期(8世紀後半～末葉)とⅦ期頃(10世紀前半頃)に竪穴住居の増加傾向が認められる。この傾向は掘立柱建物でも概ね同様であった。本遺跡周辺では、今までに同時代の遺跡が調査されているが、大溝や畝状遺構が多く発見され、官衙関連の遺構や遺物の発見は少ない。また国府推定域からもはずれていることから、農業などを生業とした集落であったと考えられる。中・近世から近代以降にかけては、道状遺構・溝状遺構・土坑・畝状遺構などが発見された。大半の遺構は遺物を伴っておらず、中世以降においても遺構群のほとんどは生産地との関連が推測される土地区画や貯蔵施設、畑地などの痕跡と考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.71227
• 関連情報（NCID）: BB15210722; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB15210722
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧