東京都文京区 動坂遺跡 第4地点

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 東京都文京区 動坂遺跡 第4地点
• 著者・編者: 池田,悦夫; 里見,雅仁
• 著者標目: 池田,悦夫; 里見,雅仁
• 出版事項: 興和地所株式会社
• 出版年月日等: 2012-07-23
• 出版年（W3CDTF）: 2012-07-23
• 並列タイトル等: とうきょうとぶんきょうく どうざかいせきだい4 ちてん; 集合住宅建設計画に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: B-114
• 掲載巻: B-114
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 動坂遺跡の第４次調査である。江戸時代、『御府内場末往還其外沿革図書』や『近江屋板切絵図』などの絵図によると当該地周辺には、御鷹匠同心組屋敷（第1・2次調査地点：現都立駒込病院）や御鷹匠屋敷（現文京区本駒込四丁目35番地付近）が在ったとされており、当該地は下駒込村の百姓地や畑に比定される。 調査の結果、江戸時代から明治時代に帰属する地下室、土坑、溝状遺構、植栽痕、ピットなどの居住関連施設となる遺構と陶磁器類を中心とする遺物562点（15,702.6g）が検出され、絵図の情報と齟齬を来す。 他に、旧石器時代の石器１点（3.8g）、縄文時代中期を中心とする土器177点（2,905.4g）と石器12点（2,106.4g）、弥生時代後期終末に帰属するものと思われる方形周溝墓1基と弥生式土器14点（335.5g）が検出された。 縄文時代の遺構は未検出ではあるが、縄文土器177点が出土していることから、第３次調査（現文京区本駒込四丁目8番5号）地点に続き、第1・ 2次調査（現都立駒込病院）地点で確認された縄文時代中期の集落の広がりが、当該地にも展開している可能性が指摘される。
• DOI: 10.24484/sitereports.80757
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧