東京都文京区 切支丹屋敷跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 東京都文京区 切支丹屋敷跡
• 著者・編者: 篠田,謙一; 神澤,秀明; 池田,悦夫; 株式会社東都文化財保存研究所; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 著者標目: 篠田,謙一; 神澤,秀明; 池田,悦夫; 株式会社東都文化財保存研究所; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 出版事項: 文京区教育委員会
• 出版年月日等: 2016-07-29
• 出版年（W3CDTF）: 2016-07-29
• 並列タイトル等: とうきょうとぶんきょうく きりしたんやしきあと; 文京区小日向一丁目東遺跡・集合住宅建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書－[保存処理・自然科学分析(2)編]
• 巻号年月日等（掲載誌）: 2 B-141-2
• 掲載巻: 2
• 掲載号: B-141-2
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 「切支丹屋敷」跡（文京区小日向一丁目東遺跡）の発掘調査において、169・170・172号遺構という3基の埋葬遺構が発見され、3体の人骨が出土した。『小日向志』によれば、ジョヴァンニ・バティスタ・シドッチや長助・はる夫妻の墓が「切支丹屋敷」内にあったという記述がある。ミトコンドリアDNA分析を実施した結果、169号遺構出土の人骨がヨーロッパ人の人骨であることが判明した。これを受けて、棺の保存処理、樹種同定及び放射性炭素年代測定を実施するとともに、さらに次世代シークエンサを用いたDNA分析を行うこととなった。総合的に検討した結果、169号遺構出土の人骨は、ジョヴァンニ・バティスタ・シドッチであると判断されるに至った。170・172号遺構出土人骨は、長助・はる夫妻の墓である可能性が考えられる。 なお、次世代シークエンサを用いたDNA分析、棺の保存処理、樹種同定及び放射性炭素年代測定については当教育委員会等の費用で実施したことから、「遺構・遺物・自然科学分析（１）・考察編」とは別に「保存処理・自然科学分析（２）編」として報告することとした。本書は後者にあたる。
• DOI: 10.24484/sitereports.86552
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧