金沢市 金沢城跡２― 堂形（第３・４次調査）―

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 金沢市 金沢城跡２― 堂形（第３・４次調査）―
• 著者・編者: 加藤,克郎; 四柳,嘉章; 高橋,敦; 松元,美由紀; 金井,慎司; 岩瀬,由美
• 著者標目: 加藤,克郎; 四柳,嘉章; 高橋,敦; 松元,美由紀; 金井,慎司; 岩瀬,由美
• 出版事項: 石川県教育委員会
• 出版年月日等: 2012-03-30
• 出版年（W3CDTF）: 2012-03-30
• 並列タイトル等: かなざわし かなざわじょうあとに― どうがた（だいさん・よじちょうさ）―; 都心地区整備推進事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 2
• 掲載巻: 2
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 発掘調査を実施した区域は、金沢城の外堀である「いもり堀」の南側に位置し、江戸時代には「堂形」と呼ばれ、金沢城の外郭部分として位置づけられていた。江戸時代初期に造成された堂形には、江戸時代末期まで、米蔵や馬場等が設置されていたことが絵図・文献から知られていた。 発掘調査では、大別して４つの時代の遺構面を確認した。第１面（江戸時代末期～明治時代）では、江戸時代末期に建設された米蔵の礎石や明治時代の石川県庁舎の礎石等が確認されている。第２面（江戸時代前期～後期）では、道路や溝、土坑、第３面（戦国時代末期～江戸時代初期）では堀、石垣の基礎、区画溝、畠地を確認している。第４面（奈良～平安時代）では竪穴建物や建物柱穴、溝、土坑を確認している。 特に第３面の堀、石垣については、絵図・文献では未確認の遺構であり、江戸時代前期から末期には金沢城の外郭「堂形」として利用されていた区域に、金沢城と一体であった可能性がある堀や石垣等の城郭遺構が確認できたことが注目される。
• DOI: 10.24484/sitereports.91109
• 関連情報（NCID）: BB02584581; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB02584581
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧