東京都文京区 春日町東遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 東京都文京区 春日町東遺跡
• 著者・編者: 池田,悦夫; 土本,麻子; 惟村,忠志; 佐藤,和男; パリノ・サーヴェイ株式会社; 椿田,有希子; 鈴木,伸哉
• 著者標目: 池田,悦夫; 土本,麻子; 惟村,忠志; 佐藤,和男; パリノ・サーヴェイ株式会社; 椿田,有希子; 鈴木,伸哉
• 出版事項: 株式会社ドン・キホーテ
• 出版年月日等: 2012-12-28
• 出版年（W3CDTF）: 2012-12-28
• 並列タイトル等: とうきょうとぶんきょうく かすがちょうひがしいせき; 文京区本郷一丁目33番地内の開発事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: B-109
• 掲載巻: B-109
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 本遺跡は、文京区本郷一丁目３３番地内に位置する。調査区の東側は本郷台の崖縁部であり、調査区を含む本郷台の西側は谷端川（小石川）の沖積低地である。今回、調査区東側斜面にて基本層序の堆積確認を行った結果、標高17.5ｍから立川ローム第Ⅱｃ層相当を検出した。以下、立川ローム、武蔵野ローム、ＴＰ層、武蔵野礫層、東京層に至る14ｍの一連の堆積を確認した。 江戸時代の調査区は、江戸初期は「阿部四郎五郎」および「阿部四郎五郎同心」が、延宝年間（1673 ～1681)になると「大森三次郎」が、元禄16（1703）年には大森氏との相対替えで「小栗長右衛門」が拝領している。天保5（1834）年、屋敷地は「朽木縫殿助」と交替となり、以後、幕末まで朽木家の居住となっている。調査区を含んだ屋敷地の区画は拝領者が変わっても幕末に至るまで大きな変化がなく、朽木家拝領の際に屋敷北側が同家の預かり地へと変わる。各時期区分ともに遺構密度は薄く、検出された遺構の種別を見ると、井戸、穴蔵、ゴミ穴などの大型遺構が主体であった。
• DOI: 10.24484/sitereports.94659
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧