御殿前遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 御殿前遺跡
• 著者・編者: 西澤,明; 武井,利道; 田中,純男; 飯塚,武司; 石﨑,俊哉; 及川,良彦; 塚田,清啓; 鈴木,正章; 工藤,雄一郎; 吉川,昌伸; 能城,修一; 佐々木,由香; バンダリ,スダルシャン; 杉原,重夫; 金成,太郎; 土屋,美穂; 小林,和貴; 鈴木,三男; 樋泉,岳二; 本多,貴之; 梶ケ山,真里
• 著者標目: 西澤,明; 武井,利道; 田中,純男; 飯塚,武司; 石﨑,俊哉; 及川,良彦; 塚田,清啓; 鈴木,正章; 工藤,雄一郎; 吉川,昌伸; 能城,修一; 佐々木,由香; バンダリ,スダルシャン; 杉原,重夫; 金成,太郎; 土屋,美穂; 小林,和貴; 鈴木,三男; 樋泉,岳二; 本多,貴之; 梶ケ山,真里
• 出版事項: 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2017-02-28
• 出版年（W3CDTF）: 2017-02-28
• 並列タイトル等: ごてんまえいせき; 西ヶ原研修合同庁舎（仮称）の整備に伴う埋蔵文化財調査
• タイトル（掲載誌）: 東京都埋蔵文化財センター調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 2.3 314
• 掲載巻: 2.3
• 掲載号: 314
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 縄文時代：中期後半の調査成果が特筆される。台地部では、斜面肩部から小規模な斜面貝塚を発見した。形成時期は、加曽利E3 式期と考えられ、貝類はマガキ、ハマグリ、ヤマトシジミが主体を占めており、貝類以外の獣骨や魚骨の出土量は極めて少ない。低地部では、４号河道脇から杓子の未製品と片口の未製品が並んで出土したことが注目される。これに伴う遺構等は発見さていないが、水漬け等のため、この場を利用していたと思われる。河道からは、割り材や分割材も出土しており、縄文人がこの付近を木材加工の場として利用していたことをうかがうことができる。弥生時代：台地部から、竪穴住居跡、環濠等が検出されており、住居跡は9 軒確認されている。時期は中期から後期で主体は後期である。環濠は後期前半に構築が開始され、後期中葉から後葉へと継続してゆくと考えられる。古代： 7 世紀末頃には操業を開始していた連房式鍛冶工房跡を検出した。この頃は、地方官衙に伴う官営鍛冶工房の初現期にあたり、その様相については、いまだ不明な部分が多く、今回の事例は、このような点を解明するうえで貴重な発見であるといえる。
• DOI: 10.24484/sitereports.121910
• 関連情報（NCID）: BB20995249; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB20995249
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧