並列タイトル等とうまえはらいせき(だい7ちてんだい2じ)
区画道路10-2号線道路改良(その3)及び流域関連下水道工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
一般注記本地点は, 標高17 ~ 18 mの台地上にあり, 調査区の中央部が浅い窪地になって台地部を分断している。主な遺構は台地北側の調査区内で最も高い位置に所在する。溝跡は,SD01・02 が重複し,SD02を廃棄した後にSD01 の掘り直しが行われている。溝は出土遺物から8世紀代後半には機能し,9世紀代まで存続した可能性がある。井戸跡は調査区の北端で検出され,擂鉢状を呈した大型のものとなり,中世の所産と考えられる。貝層は調査区中央部の西壁にかかって検出され,含まれる貝はオオタニシ等淡水系が主体であり,埋没している層から見ても概ね中世以降の堆積とみられる。
DOI10.24484/sitereports.122739
一次資料へのリンクURLhttp://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/46/46808/122739_1_東前原遺跡第7地点第2次.pdf
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