本田遺跡 | NDLサーチ | 国立国会図書館

本田遺跡

資料種別: 文書・図像類

著者: 富田,和夫ほか

出版者: 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団

出版年: 2021-09-24

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 本田遺跡は利根川右岸の自然堤防上に立地し、現堤防裾まで100 ｍと至近距離にある。発見された遺構は水塚盛土１基と、水塚上に造られた建物跡１棟、土壙１基、石垣５箇所・石階段３基、石列１条、排水管３基、水塚南側の一段下がった場所から蔵跡１棟と埋設桶２基である。水塚は見かけの高さは約1.9 ｍである。利根...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 本田遺跡
著者・編者: 富田,和夫
青木,弘
著者標目: 富田,和夫
青木,弘
出版事項: 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
出版年月日等: 2021-09-24
出版年（W3CDTF）: 2021-09-24
並列タイトル等: ほんだいせき
首都圏氾濫区域堤防強化対策における埋蔵文化財発掘調査報告
タイトル（掲載誌）: 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
巻号年月日等（掲載誌）: 471
掲載巻: 471
本文の言語コード: und
対象利用者: 一般
一般注記: 本田遺跡は利根川右岸の自然堤防上に立地し、現堤防裾まで100 ｍと至近距離にある。発見された遺構は水塚盛土１基と、水塚上に造られた建物跡１棟、土壙１基、石垣５箇所・石階段３基、石列１条、排水管３基、水塚南側の一段下がった場所から蔵跡１棟と埋設桶２基である。水塚は見かけの高さは約1.9 ｍである。利根川に面した北と西斜面の傾斜を急にすることで、氾濫に備えたと思われる。水塚上の第１号建物跡は、４間×２間半の身舎に東西と南に庇または下屋が取り付く。二階建ての可能性を持つ居住用施設と考えられる。身舎の隅柱と中間柱は凝灰岩切石を鉛直方向に据えた「蠟燭地業」を採用していた。石階段が３箇所設置され、建物南側の盛土下には第１号蔵跡が位置する。高さ約１ｍ造成をした上に、基礎として凝灰岩切石を長方形に配した4 間半×２間５尺規模の建物である。南北棟の建物で堅牢なつくりである。　出土遺物から蔵跡は幕末から明治時代初頭頃（19 世紀後半）、水塚盛土上の建物跡は19 世紀末頃建築されたと推定される。何故、相対的に低い場所に蔵を建てたのか、蔵と水塚建物の建築時期に差が生じたのか現状では不明であるが、調査例の希少な水塚の実態を知ることのできる貴重な資料が得られた。
DOI: 10.24484/sitereports.129413
一次資料へのリンクURL: http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/55/55869/129413_1_%E6%9C%AC%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf
http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/55/55869/129413_1_%E6%9C%AC%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
関連情報（NCID）: BC13693167
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC13693167
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧