明神下遺跡発掘調査報告書

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 明神下遺跡発掘調査報告書
• 著者・編者: 須原,拓
• 著者標目: 須原,拓
• 出版事項: 公益財団法人岩手県文化振興事業団
• 出版年月日等: 2023-03-10
• 出版年（W3CDTF）: 2023-03-10
• 並列タイトル等: みょうじんしたいせきはっくつちょうさほうこくしょ; 経営体育成基盤整備事業(若柳中部地区)関連遺跡発掘調査
• タイトル（掲載誌）: 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 1・2 738
• 掲載巻: 1・2
• 掲載号: 738
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 明神下遺跡は、胆沢扇状地の西端、胆沢川南岸の低位段丘上に位置する。なお遺跡には延喜式内社の一つ於呂𣏟志神閉志胆沢川神社（９世紀代は胆沢川神社）が隣接する。標高は127～130ｍである。 調査区は胆沢川に平行し、東西方向に長い。その全域で、平安時代（９世紀末～10世紀中頃）の竪穴建物跡を93棟確認し、本遺跡が平安時代の大規模集落であることが分かった。また、竪穴建物跡からは古代土器（土師器・須恵器）の他、鉄製品や鉄関連遺物が多数出土し、鍛冶を盛んに行った集落であったことが窺えた。また建物内からは、石帯８点がまとまって出土したり、カマド内から緑釉陶器片が出土しており、当時の官人が往来していたことを窺わせる。 他に、平安時代より古い陥し穴状遺構を33基、また古墳時代（6世紀中葉）と中世（16世紀頃）の墓壙を確認しており、平安時代の集落が営まれる前後の時代には、狩り場や墓域として、場を利用していたことも併せて分かった。
• DOI: 10.24484/sitereports.131847
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BD03324128; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD03324128; BD03324161; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD03324161
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

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