羽黒下遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 羽黒下遺跡
• 著者・編者: 佐藤,佳奈; 傳田,惠隆; 西村,力
• 著者標目: 佐藤,佳奈; 傳田,惠隆; 西村,力
• 出版事項: 石巻市教育委員会
• 出版年月日等: 2021-03-31
• 出版年（W3CDTF）: 2021-03-31
• 並列タイトル等: はぐろしたいせき; 小渕浜地区防災集団移転促進事業に係る発掘調査報告書
• タイトル（掲載誌）: 石巻市文化財調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 16
• 掲載巻: 16
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 羽黒下遺跡は、宮城県沿岸部の牡鹿半島中部に位置し、仙台湾に面した舌状丘陵に立地する集落遺跡である。東日本大震災からの復興事業（高台移転）に伴う発掘調査の結果、丘陵斜面から縄文時代前期の竪穴遺構、土坑、炉跡、遺物包含層、古代末～中世前半の土坑などを検出した。 縄文時代の遺物包含層は大規模であり、丘陵の北側・西側・南側斜面に形成されており、縄文時代前期から中期にかけての遺物が大量に出土した。また、下層からは十和田中掫火山灰が検出された。遺物包含層内からは炉跡などが複数検出され、斜面上で火を使用する活動がおこなわれていた可能性がある。 遺物は、多量の土器や土製品、石器や石製品が出土している。特に縄文時代前期前葉から末葉にかけての土器は出土量が多く、その中でも中葉から末葉の土器は本市では類例が少なかったための良好な資料を蓄積することができた。 古代末～中世前半では、丘陵裾部に火葬遺構が配置されていた。火葬遺構は凸形状であり、県北域で確認されたのははじめてである。
• DOI: 10.24484/sitereports.132721
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BC07871792; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC07871792; BC07871850; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC07871850
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧