小松市 園町遺跡

• 資料種別: 図書
• タイトル: 小松市 園町遺跡
• 著者・編者: 和田,龍介; 久田,正弘; 藤田,邦雄; 増永,祐介; パリノ・サーヴェイ（株）
• 著者標目: 和田,龍介; 久田,正弘; 藤田,邦雄; 増永,祐介; パリノ・サーヴェイ（株）
• 出版事項: 公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2025-03-21
• 出版年（W3CDTF）: 2025-03-21
• 並列タイトル等: こまつし そのまちいせき; 北陸新幹線建設事業（金沢・敦賀間）に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 12
• 掲載巻: 12
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 出版タイプ： NA; 園町遺跡は弥生時代中期および室町時代・近世の集落遺跡であり、縄文時代晩期から江戸時代の遺構・遺物を確認している。弥生時代は、遺跡を縦断して流れる河道（古相環濠）に中期初頭の土器が認められ、弥生時代中期中葉の小松式期に入ると河道（古相環濠）を再掘削して、集落を囲むと考えられる大型の溝（新相環濠）を再構築する。環濠の外側にあたるⅣ区南側では、数基の方形周溝墓が営まれていた。これらの動態は、遺跡の南側約１kmに位置する弥生時代中期の拠点的集落である八日市地方遺跡の活動と符合していることが注目される。 空白期を挟み13世紀後半代～14世紀になると集落が形成されはじめ、掘立柱建物や竪穴建物、井戸などが該当する。16世紀代にはⅠ区の堀状遺構が掘削されると考えるが、共伴する遺構は極めて少なく、続く17世紀代前半の前田利常による小松城・城下町の開発に伴って遺構・遺物が散見されるが、集落の縁辺部であろう。
• DOI: 10.24484/sitereports.142671; https://doi.org/10.24484/sitereports.142671
• オンライン閲覧公開範囲: インターネット公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧