既存の水道設備と大規模発電所を利用した簡易温水供給システムのLCA

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 既存の水道設備と大規模発電所を利用した簡易温水供給システムのLCA
• 著者・編者: 疋田, 浩一
• 著者標目: 疋田, 浩一
• 出版事項: 慶應義塾大学産業研究所
• 並列タイトル等: キソン ノ スイドウ セツビ ト ダイキボ ハツデンショ オ リヨウシタ カンイ オンスイ キョウキュウ システム ノ LCA; Kison no suido setsubi to daikibo hatsudensho o riyoshita kani onsui kyokyu shisutemu no LCA
• タイトル（掲載誌）: KEO discussion paper. G : 『アジア地域における経済および環境の相互依存と環境保全に関する学際的研究』
• 巻号年月日等（掲載誌）: G-4
• 掲載巻: G-4
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 水道設備,大規模発電所廃熱回収,温水供給システム,浄水場,送水管圧力損失,熱拡散,再熱ランキンサイクル効率,エネルギー収支,エネルギー原単位,CO2排出原単位
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 概要給湯向けエネルギー消費の削減策として、大規模な新設設備の建設を極力控えて既存の供給源と供給システムを利用する方策の検討をおこなった。既存の水道水は冬場で5℃ 前後まで水温が低下するが、従来の水道供給では水温の調整まではしていないため、特に冬場は温水を作るために電気、ガス給湯機が用いられている。当面の対処療法的な方策として、従来からある水道管を用いて、一般家庭で使用するのに適当な水温で水道水を供給するというシステムを検討する。熱源としては、大量かつ低質な既存施設として、大規模火力発電所の廃熱を利用する事が有効であろうと考えられる。これによって、特に冬場の給湯向けエネルギーの削減が期待できる。このシステムには十分な廃熱源と需要の期待できる都市部が適当であると考えられるため、東京都における給水・給湯事情、既設の水道設備を調査し、新設ずる温水供給システムの各プロセスについて、圧力損失、熱拡散による温度降下、廃熱回収による発電効率の降下等特性の評価を行った。さらに年間の水温変化に従った運転シミュレーションを行い、エネルギー消費及びCO2排出削減量の推計を行った。その結果、平均水温程度まで増熱する場合でも1次エネルギー消費量の1%程度に相当する温水を供給できることが試算された。; 表紙上部に"日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業複合領域「アジア地域の環境保全」"の表示あり
• 一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=AA12113622-00000004-0001
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ