共同溝のライフサイクルアセスメント : 規模の経済性および範囲の経済性分析

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 共同溝のライフサイクルアセスメント : 規模の経済性および範囲の経済性分析
• 著者・編者: 秋澤, 淳; 柏木, 孝夫
• 著者標目: 秋澤, 淳; 柏木, 孝夫
• 出版事項: 慶應義塾大学産業研究所
• 並列タイトル等: キョウドウコウ ノ ライフ サイクル アセスメント: キボ ノ ケイザイセイ オヨビ ハンイ ノ ケイザイセイ ブンセキ; Kyodoko no raifu saikuru asesumento : kibo no keizaisei oyobi hani no keizaisei bunseki
• タイトル（掲載誌）: KEO discussion paper. G : 『アジア地域における経済および環境の相互依存と環境保全に関する学際的研究』
• 巻号年月日等（掲載誌）: G-61
• 掲載巻: G-61
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: ライフサイクルアセスメント,共同溝,規模の経済性,範囲の経済性
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 概要電力ケーブル,ガス配管などを一体的に埋設する共同溝が大規模都市開発と合わせて整備されている.将来的には地域冷暖房配管なども収納されることを考えれば,共同溝は都市のエネルギーインフラストラクチャと位置づけられる.一体的に埋設されるため,個々に埋設される場合にくらべればコスト低減につながるが,整備に関わるエネルギーの観点からみても投入抑制になっていれば好ましい.そこで,本研究では共同溝に関してライフサイクルアセスメントの観点から間接投入エネルギーの評価を行い,個別に埋設する場合に対してどの程度省エネルギーになっているかを定量的に推定することを目的とした.これは複合化することによる範囲の経済性の分析に相当する.また,単独溝について規模の経済性を分析した.その結果,単独溝の場合,通信,電力,ガス,上下水のいずれも規模の経済性を有すること,特にガス,上下水のような配管の場合には極めて強い規模の経済性が確認された.共同溝については3事例について分析した結果,単独の場合の組み合わせに比べて4～14%の削減効果が推計され範囲の経済性が認められた.それは共同溝内の通路スペースの共用化,コンクリート壁の削減などに起因する.ただし,その程度は共同溝に収納される種別の組合わせや空間配置に依存する.; 表紙上部に"日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業複合領域「アジア地域の環境保全」"の表示あり
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ