中国瀋陽市の大気中粒子状汚染物質の成分分析（Ⅱ） : 2000年冬季調査結果

資料種別: 文書・図像類

著者: 関根, 嘉香ほか

出版者: 慶應義塾大学産業研究所

出版年: -

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:text中国遼寧省瀋陽市の工業区、文化区および清浄区において2000年1月に大気エアロゾル試料を採取し、化学成分の分析を行った。その結果、陰イオン成分の中で硫酸イオンの濃度が顕著に高濃度であり、石炭燃焼排出物の影響が依然として強く現れていることがわかった。また水溶性性物質のイオンバランスを...

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書誌情報

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資料種別: 文書・図像類
タイトル: 中国瀋陽市の大気中粒子状汚染物質の成分分析（Ⅱ） : 2000年冬季調査結果
著者・編者: 関根, 嘉香
山﨑, 真悟
大歳, 恒彦
橋本, 芳一
著者標目: 関根, 嘉香
山﨑, 真悟
大歳, 恒彦
橋本, 芳一
出版事項: 慶應義塾大学産業研究所
並列タイトル等: チュウゴクシンヨウシノタイキチュウリュウシジョウオセンブッシツノセイブンブンセキ Ⅱ : 2000ネントウキチョウサケッカ
Chugoku Shinyoshi no taikichu ryushijo osen busshitsu no seibun bunseki Ⅱ: 2000nen toki chosa kekka
タイトル（掲載誌）: KEO discussion paper. G : 『アジア地域における経済および環境の相互依存と環境保全に関する学際的研究』
巻号年月日等（掲載誌）: G-124
掲載巻: G-124
本文の言語コード: jpn
件名標目: 大気エアロゾル,微粒子,化学成分,ヒ素,硫酸イオン
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
中国遼寧省瀋陽市の工業区、文化区および清浄区において2000年1月に大気エアロゾル試料を採取し、化学成分の分析を行った。その結果、陰イオン成分の中で硫酸イオンの濃度が顕著に高濃度であり、石炭燃焼排出物の影響が依然として強く現れていることがわかった。また水溶性性物質のイオンバランスを検討した結果、陰イオン側に傾いたバランス異常が見られた。この理由として、極低温下ではSO2の気相反応(中和反応)が進まず、 SO2の粒子吸着体がフィルターの捕集され、保存中に硫酸イオンまで酸化されたとする仮説を立てた。金属元素の中では、ヒ素および亜鉛の地殻濃縮係数が有意に高く、人為的発生源(亜鉛の精錬工程、石炭燃焼など)の影響が示唆された。また大気エアロゾル中の各化学成分の挙動を考察するため、風向別寄与濃度の推定を試みたところ、工業区と文化区の間にヒ素の強い発生源が存在すること、文化区の硫酸イオンは輸送による寄与が大きいことなどが示唆された。
表紙上部に"日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業複合領域「アジア地域の環境保全」"の表示あり
一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=AA12113622-00000124-0001
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=AA12113622-00000124-0001
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連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ