候補遺伝子DISC1の機能解析を通じた精神疾患の病態理解

資料種別: 文書・図像類

著者: 久保, 健一郎

出版者: -

出版年: 2009

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:textスコットランドの精神疾患多発家系の遺伝学的研究で発見されたdisrupted in schizophrenia1 (DISC1)は、その後の解析の結果、脳の形成に関わる可能性が示唆され、世界的な注目を集めている。本研究では、脳内皮質構造の発生過程において、どのような組織構築の異常が...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 候補遺伝子DISC1の機能解析を通じた精神疾患の病態理解
著者・編者: 久保, 健一郎
著者標目: 久保, 健一郎
出版年月日等: 2009
出版年（W3CDTF）: 2009
並列タイトル等: コウホイデンシ DISC1 ノキノウカイセキオツウジタセイシンシッカンノビョウタイリカイ
Koho idenshi DISC1 no kino kaiseki o tsujita seishin shikkan no byotai rikai
Analysis of the function of DISC1 to understand the pathology of schizophrenia
タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
本文の言語コード: jpn
件名標目: 精神・神経疾患,統合失調症,双極性感情障害,脳の発生,大脳皮質,海馬,disrupted in schizophrenia 1 (DISC1),Bardet-Biedl syndrome
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
スコットランドの精神疾患多発家系の遺伝学的研究で発見されたdisrupted in schizophrenia1 (DISC1)は、その後の解析の結果、脳の形成に関わる可能性が示唆され、世界的な注目を集めている。本研究では、脳内皮質構造の発生過程において、どのような組織構築の異常がDISC1の機能欠失によって起こるのかを明らかにすることを試みた。DISC1のsiRNA発現ベクターおよび変異体遺伝子発現ベクターを作成し、子宮内電気穿孔法を用いて発生中の中枢神経系に導入した。その結果、DISC1が発生中の大脳皮質興奮性神経細胞のみならず、海馬皮質の発生にも重要な役割を果たしていることが判明した。さらに、DISC1結合分子である、やはり統合失調症および双極性感情障害に連鎖を示すpericentriolar material-1 protein (PCM1)、さらにBardet-Biedl syndromeの原因遺伝子であるBardet-Biedl syndrome-4 protein (BBS4)が、DISC1とともに発生中の大脳皮質形成に重要な役割を持つことを明らかにした。
研究種目 : 若手研究(B) 研究期間 : 2007～2008 課題番号 : 19700347 研究分野 : 総合領域科研費の分科・細目 : 神経科学・神経化学・神経薬理学
一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=KAKEN_19700347seika
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=KAKEN_19700347seika
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
関連情報: 科研費研究者番号 : 20348791
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ