水溶液科学に立脚した階層的集積化ナノセラミックスの合成と界面機能分野への応用

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 水溶液科学に立脚した階層的集積化ナノセラミックスの合成と界面機能分野への応用
• 著者・編者: 今井, 宏明
• 著者標目: 今井, 宏明
• 出版年月日等: 2010
• 出版年（W3CDTF）: 2010
• 並列タイトル等: スイヨウエキ カガク ニ リッキャク シタ カイソウテキ シュウセキカ ナノ セラミックス ノ ゴウセイ ト カイメン キノウ ブンヤ エノ オウヨウ; Suiyoeki kagaku ni rikkyaku shita kaisoteki shusekika nano seramikkusu no gosei to kaimen kino bunya eno oyo; Preparation of hierarchically structured nano-ceramics based on aqueous solution science and exploration of their function originating from interfacial properties
• タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 結晶成長,ソフトプロセス,生体材料,エネルギー材料,バイオミネラル
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 本研究では、水溶液系における金属イオンと有機分子やマトリクスとの相互作用を活用し、酸化物系およびリン酸塩系材料においてバイオミネラルに類似した階層的集積化ナノ結晶の構築法を検討するとともに、それらの電気化学・光触媒・生体適合性などの機能の調査をおこなった。マトリクスを利用した結晶成長により合成したマンガン系およびスズ系酸化物の階層的集積化ナノ結晶では、合成条件によって多様な酸化状態の化合物の作製が可能であり、Liイオン二次電池の正極および負極活物質としてサイクル特性・レート特性に優れた機能を有することを見出した。また、中間体を経由した合成ルートを用いることでナノロッドやナノシートから構成された水酸アパタイトの階層的集積化ナノ結晶が得られ、細胞との適合性について検討をおこなった。その結果、水酸アパタイトのナノ構造が各種の細胞の接着性や増殖性に影響を及ぼし、その活性をコントロールできることが示唆された。原料や反応条件を制御して水溶液から析出させた二酸化チタンの階層的集積化ナノ結晶では、酸化・還元反応の選択性をもつ光触媒活性を付与することが可能であった。以上のように、多様な機能性材料において階層的集積化ナノ結晶の作製手法を開発するとともに、それらの優れた機能性を実証することに成功した。; 研究種目 : 基盤研究(B) 研究期間 : 2008～2010 課題番号 : 20360302 研究分野 : 工学 科研費の分科・細目 : 無機材料
• 一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=KAKEN_20360302seika
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報: 科研費研究者番号 : 70255595
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ