G蛋白共役型受容体GPR49/LGR5のヒト組織並びに疾患における発現・機能解析

資料種別: 文書・図像類

著者: 坂元, 亨宇ほか

出版者: -

出版年: 2011

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:textGPR49/LGR5遺伝子は、幾つかの癌で過剰発現すると共に、マウス小腸上皮並びに毛胞の幹細胞マーカー遺伝子であることが報告されている。我々は大腸発癌における意義を検討した。LGR5は対応する正常粘膜と比較して大腸癌50例中35例で高発現して、大腸腺腫においても全例で高発現していた...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: G蛋白共役型受容体GPR49/LGR5のヒト組織並びに疾患における発現・機能解析
著者・編者: 坂元, 亨宇
福間, 真理子
著者標目: 坂元, 亨宇
福間, 真理子
出版年月日等: 2011
出版年（W3CDTF）: 2011
並列タイトル等: Gタンパクキョウヤクガタジュヨウタイ GPR49/LGR5 ノヒトソシキナラビニシッカンニオケルハツゲン・キノウカイセキ
Gtanpaku kyoyakugata juyotai GPR49/LGR5 no hito soshiki narabini shikkan ni okeru hatsugen kino kaiseki
Expression and functional analyses of G protein-coupled receptor GPR49/LGR5 in human tissues and diseases
タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
本文の言語コード: jpn
件名標目: GPR49,LGR5,細胞増殖,幹細胞,肝癌,大腸癌,浸潤,転移
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
GPR49/LGR5遺伝子は、幾つかの癌で過剰発現すると共に、マウス小腸上皮並びに毛胞の幹細胞マーカー遺伝子であることが報告されている。我々は大腸発癌における意義を検討した。LGR5は対応する正常粘膜と比較して大腸癌50例中35例で高発現して、大腸腺腫においても全例で高発現していた。またLGR5の発現レベルは、リンパ管侵襲、静脈侵襲、腫瘍深達度、リンパ節転移、腫瘍病期(IIIC vs. IIIB)と有意な相関を認めた。一方、in situハイブリダイゼーションにて、背景粘膜では、小腸と大腸の陰窩底部の円柱状細胞において特異的にLGR5の発現が認められた。以上の結果はLGR5が大腸癌発癌の初期のみならず浸潤転移といった後期においても重要な役割を果たしていることを示唆している。さらに、LGR5の癌における機能を明確にする目的で、肝癌細胞を用いLGR5の高発現ないし発現抑制細胞株を作成した。In vitro, in vivo解析の結果から、ヒト肝癌組織における結節形成や索状配列、あるいは肝癌の薬剤治療の抵抗性など肝癌に特徴的な形態がLGR5の高発現によることが一因となっている可能性が高いことが示された。
研究種目 : 基盤研究(B) 研究期間 : 2009～2011 課題番号 : 21390108 研究分野 : 医歯薬学科研費の分科・細目 : 基礎医学・人体病理学
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
関連情報: 科研費研究者番号 : 40221270
科研費研究者番号 : 60101995
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ