リン酸化プロテオーム解析による白血病細胞のリン酸化異常の解明および治療への応用

資料種別: 文書・図像類

著者: 嶋田, 博之ほか

出版者: -

出版年: 2012

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:text種々の病型の白血病細胞株(25種程度)およびレトロウィルス感染系を用いてBCR-ABLを導入したマウス骨髄細胞のトリプシン消化物から、HAMMOC法を用いてリン酸化ペプチドを濃縮し、LC-MS/MS法によりリン酸化タンパク質の同定ならびにリン酸化部位の同定を行った。その結果、BCR...

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書誌情報

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資料種別: 文書・図像類
タイトル: リン酸化プロテオーム解析による白血病細胞のリン酸化異常の解明および治療への応用
著者・編者: 嶋田, 博之
吉原, 宏樹
嶋, 晴子
石濱, 泰
北林, 一生
著者標目: 嶋田, 博之
吉原, 宏樹
嶋, 晴子
石濱, 泰
北林, 一生
出版年月日等: 2012
出版年（W3CDTF）: 2012
並列タイトル等: リンサンカプロテオームカイセキニヨルハッケツビョウサイボウノリンサンカイジョウノカイメイオヨビチリョウエノオウヨウ
Rinsanka puroteomu kaiseki ni yoru hakketsubyo saibo no rinsanka ijo no kaimei oyobi chiryo eno oyo
Proteomic analysis of phosphorylation in leukemic cells
タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
本文の言語コード: jpn
件名標目: 小児腫瘍学
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
種々の病型の白血病細胞株(25種程度)およびレトロウィルス感染系を用いてBCR-ABLを導入したマウス骨髄細胞のトリプシン消化物から、HAMMOC法を用いてリン酸化ペプチドを濃縮し、LC-MS/MS法によりリン酸化タンパク質の同定ならびにリン酸化部位の同定を行った。その結果、BCR-ABL陽性細胞において4500以上のリン酸化部位を同定した。BCR-ABL陰性の白血病細胞株を並べて解析すると、BCR-ABL陽性細胞群から検出したリン酸化蛋白質はクラスターを形成することから、BCR-ABLによって特異的なリン酸化シグナル伝達ネットワークが生じることが示唆された。さらに、BCR-ABL陽性細胞にチロシンキナーゼ阻害薬であるイマチニブを添加すると、①Ras/MAPK経路の活性化に関与するSHC1蛋白質のリン酸化が抑制されること、②自身の活性化を制御する転写因子ATF-2のリン酸化が抑制されることが明らかになった。
研究種目 : 基盤研究(C) 研究期間 : 2010～2012 課題番号 : 22591168 研究分野 : 医歯薬学科研費の分科・細目 : 内科系臨床医学・小児科学
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
関連情報: 科研費研究者番号 : 80265868
科研費研究者番号 : 90348706
科研費研究者番号 : 80424167
科研費研究者番号 : 30439244
科研費研究者番号 : 20261175
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ