並列タイトル等アストロサイト ニ ヨル in vivo ケトンタイ セイゴウセイ キコウ ノ カイメイ
Asutorosaito ni yoru in vivo ketontai seigosei kiko no kaimei
Elucidation of the mechanism of in vivo ketogenesis by astrocytes
一般注記type:text
神経疾患の治療や予防、或いは将来的な神経系の再生医療において、脳代謝の制御は重要な課題となる。昨今、脳の発生や再生、神経疾患の病態において、ケトン体が脳代謝の要として機能し、神経保護的に作用していることが示唆されている。他方、アストロサイトはケトン体代謝関連酵素を高率に発現し、in vitroにおいてケトン体を生合成することが示されている。本研究は主にin vivoにおけるケトン体生合成を軸とした、脳総体におけるアストロサイトの機能的意義の解明を通じてその医学的展開を目指すものである。本研究において、アストロサイトによるケトン体生合成をin vivoで評価する基盤となるモデルマウスを作出するべく、アストロサイト特異的にケトン体生合成を停止させたconditional KOマウス(conditional mitochondrial HMG-CoA synthase (HMGCS2) KOマウス)を作製した。現在同マウスの解析を進めており、アストロサイトの機能的意義の解明を進めている。
研究種目 : 若手研究(A)
研究期間 : 2010~2012
課題番号 : 22689028
研究分野 : 医歯薬学
科研費の分科・細目 : 内科系臨床医学・神経内科学
一次資料へのリンクURLhttps://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=KAKEN_22689028seika
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)