EpCAMによる癌幹細胞特異的代謝機構の解明及びその阻害による癌治療法の開発

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: EpCAMによる癌幹細胞特異的代謝機構の解明及びその阻害による癌治療法の開発
• 著者・編者: 永野, 修
• 著者標目: 永野, 修
• 出版年月日等: 2014
• 出版年（W3CDTF）: 2014
• 並列タイトル等: EpCAM ニ ヨル ガン カンサイボウ トクイテキ タイシャ キコウ ノ カイメイ オヨビ ソノ ソガイ ニ ヨル ガン チリョウホウ ノ カイハツ; EpCAM ni yoru gan kansaibo tokuiteki taisha kiko no kaimei oyobi sono sogai ni yoru gan chiryoho no kaihatsu; Development of cancer therapy targeting the metabolism activated by EpCAM in cancer stem cells.
• タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
• 本文の言語コード: jpn; eng
• 件名標目: 癌幹細胞,EpCAM,糖代謝
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 本研究では, 主要な癌幹細胞マーカーの一つであるEpCAMが癌幹細胞の細胞内代謝に与える影響について解析し, その阻害による癌幹細胞特異的治療法の立案を目的として行った。その結果, EpCAMの発現は癌細胞においてペントースリン酸経路の活性化を促進することで抗酸化物質グルタチオンの還元力を高め, 酸化ストレス抵抗性に寄与することが分かった。このことから, EpCAM陽性の癌幹細胞において, EpCAMを介したペントース経路の活性化機構を標的とする治療法は, グルタチオン合成の阻害剤と併用することで, 効果的に癌幹細胞の酸化ストレス抵抗性を減弱させることが可能であると考えられた。 In this study, I analyzed the role of EpCAM, one of the major cancer stem cell markers, in the metabolism of cancer stem cell to develop new cancer therapy selectively targeting cancer stem cells. As a result, I found that EpCAM expression promotes the activation of pentose phosphate pathway and thereby promotes the reduction of oxidized glutathione. These results suggested that the combination therapy using the inhibitors for pentose phosphate pathway and glutathione synthesis might be effective to EpCAM-expressing cancer stem cells.; 研究種目 : 基盤研究(C) 研究期間 : 2012～2014 課題番号 : 24590389 研究分野 : 腫瘍生物学
• 一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=KAKEN_24590389seika
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報: 科研費研究者番号 : 30404346
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ