金融市場の世界的統合と政策運営 : 総合政策学の視点から

資料種別: 文書・図像類

著者: 岡部, 光明

出版者: 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科

出版年: -

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:textここ10年余、IT革新による金融取引コストの低下、対外取引規制の撤廃などによって金融市場の国際統合が急速に進展している。本稿では、そうした事態が金融政策ならびに信用秩序維持政策のあり方（政策運営方式、政策効果、政策形成過程など）に及ぼす影響を、経済理論、定量的検証、政策機構論、契約...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 金融市場の世界的統合と政策運営 : 総合政策学の視点から
著者・編者: 岡部, 光明
著者標目: 岡部, 光明
出版事項: 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
並列タイトル等: キンユウシジョウノセカイテキトウゴウトセイサクウンエイ : ソウゴウセイサクガクノシテンカラ
Kin'yū shijō no sekaiteki tōgō to seisaku un'ei : sōgō seisakugaku no shiten kara
タイトル（掲載誌）: 総合政策学ワーキングペーパーシリーズ
巻号年月日等（掲載誌）: 9
掲載巻: 9
ISSN（掲載誌）: ISSN : 1348-8317
本文の言語コード: jpn
件名標目: 国際金融統合,トリレンマ,国際政策協調,信用秩序維持政策,動機整合性,バーゼル合意
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
ここ10年余、IT革新による金融取引コストの低下、対外取引規制の撤廃などによって金融市場の国際統合が急速に進展している。本稿では、そうした事態が金融政策ならびに信用秩序維持政策のあり方（政策運営方式、政策効果、政策形成過程など）に及ぼす影響を、経済理論、定量的検証、政策機構論、契約理論ないしインセンティブ理論などの視点を適宜援用しつつ分析を行った。その結果（1）近年の国際資本移動の活発化は、為替フロート化および金融政策運営の自律性確保をある程度必然的にもたらしている、（2）金融国際統合は金融政策と信用秩序維持政策（銀行規制監督政策）に異なった影響を与えている、（3）金融政策は為替フロート制の下で各国独自に政策目標を追及するのが望ましい（国際協調の必要性は比較的乏しい）のに対して、信用秩序維持政策では制度間裁定を回避させるため国際政策協調（バーゼル交渉過程）が不可欠である、などの結論を得た。
21世紀COEプログラム「日本・アジアにおける総合政策学先導拠点」
一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=BA76859882-00000009-0001
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=BA76859882-00000009-0001
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連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ