認知症カフェの持続と発展 : 何があってもQOLを保つために

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 認知症カフェの持続と発展 : 何があってもQOLを保つために
• 著者・編者: 角, 晴美子; 牧野, 司
• 著者標目: 角, 晴美子; 牧野, 司
• 出版事項: 慶應義塾大学 博士課程教育リーディングプログラム オールラウンド型「超成熟社会発展のサイエンス」事務局
• 出版年月日等: 2020
• 出版年（W3CDTF）: 2020
• 並列タイトル等: ニンチショウ カフェ ノ ジゾク ト ハッテン : ナニ ガ アッテモ QOL オ タモツ タメニ; Ninchishō kafe no jizoku to hatten : nani ga attemo QOL o tamotsu tameni
• タイトル（掲載誌）: 超成熟社会発展のための政策提言書
• 掲載ページ: 1-18
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 2025年には65歳以上の5人に1人は認知症になるとされている。それは高齢者の絶対数が増えており、年齢が上がるほど有病率が高いからである。風邪をひくように認知症になる可能性はどの人にでもある。認知症の進行を抑える薬はあってもそれを完治する方法はないため、早期発見をし、QOL(Quality of Life、生活の質)を高めて少しでも進行を抑える必要がある。 その一つの方法が認知症カフェである。フィールドワークで学んだことは日本の従来の認知症カフェではコミュニケーションをとったり、生きるために必要な達成感を得たりする手伝いをしたり、家族を含めた近所の方が集まり認知症のことについて知り、悩みがある場合は共有したりすることができるということである。 しかし従来の認知症カフェには知名度が低い、名前の印象が良くないなどの理由からなかなか人が集まらなかったなどの課題があった。更に2020年に入ってからコロナウイルスの蔓延により半年以上閉鎖してしまった認知症カフェもあった。 その一方で外出自粛の要請により日本社会でもテレワークやビデオ通話が普及した。ビデオ通話の利点は全国、世界中の人達とコミュニケーションをとることが出来ることである。 このビデオ通話システムを活用し、外出自粛要請中でも安心して通うことができ、更に今まで認知症カフェに足を運ぶことのなかった人も気軽に参加できるよう、タブレット端末などのIT機器を導入したビデオ通話システムを用いたオンライン認知症カフェの全国的な普及を本提言とする。 提言先：厚生労働省 都道府県/政令指定都市の健康福祉課; 政策提言書03
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ