老朽化インフラ対策のためのソーシャルインパクトボンドによる資金調逹手法に関する提言 : 官民＋市民による持続可能で安心なインフラの維持管理に向けて

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 老朽化インフラ対策のためのソーシャルインパクトボンドによる資金調逹手法に関する提言 : 官民＋市民による持続可能で安心なインフラの維持管理に向けて
• 著者・編者: 段, 牧; 島崎, 豊
• 著者標目: 段, 牧; 島崎, 豊
• 出版事項: 慶應義塾大学 博士課程教育リーディングプログラム オールラウンド型「超成熟社会発展のサイエンス」事務局
• 出版年月日等: 2016
• 出版年（W3CDTF）: 2016
• 並列タイトル等: ロウキュウカ インフラ タイサク ノ タメ ノ ソーシャル インパクト ボンド ニ ヨル シキン チョウタツ シュホウ ニ カンスル テイゲン : カンミン + シミン ニ ヨル ジゾク カノウデ アンシンナ インフラ ノ イジ カンリ ニ ムケテ; Rōkyūka infura taisaku no tame no sōsharu inpakuto bondo ni yoru shikin chōtatsu shuhō ni kansuru teigen : kanmin + shimin ni yoru jizoku kanōde anshinna infura no iji kanri ni mukete
• タイトル（掲載誌）: 超成熟社会発展のための10の政策提言書。
• 掲載ページ: 1-20
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 本提言は，老朽化インフラの課題に対して主体となって解決に取り組んでいる国土交通省や各地方自治体に対する提言である．本提言では日本国内にある老朽化インフラが抱える問題について明らかにするとともに，従来施策だけでは解決しきれない問題，特に財政面における資金調達の手法についての提言を行う． 本提言ではインフラのソフト面にも着目し，社会的価値を生み出すようなインフラの維持管理のための資金調達手法として，ソーシャルインパクトボンド（SIB）を用いた手法を提言する．図1にSIBのフレームワークを示す．SIBはこれまで主に福祉や防犯などの分野で行われてきた．その理由としては，アウトカム（成果）が人数など測定しやすい指標であったこと，また対象となった事業が社会的価値を生むかが未知数であったことなどが挙げられる．インフラ事業の場合，アウトカム設定の難しさや，事業が確実に社会に貢献する性質を持っていることなどから，SIBの適用は難しいとされていた．しかし，本提言では地震リスクを定量的に評価することでアウトカムを明確に設定できること，さらにハードとしてのインフラだけではなく，ソフトとしてのインフラにも着目し，まちづくりという観点を取り入れることでより明確なアウトカムの設定を行うことが出来ると考えられる．これらの提案をもとに，インフラ整備をより多面的に達成するビジョンを示したいと考えている． [図表]; 政策提言書10
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ