並列タイトル等ハツワ リロン ニ モトズイタ フランスゴ ト ニホンゴ ノ ゴイ イミロン ノ ケンキュウ (3)
Hatsuwa riron ni motozuita Furansugo to Nihongo no goi imiron no kenkyū (3)
Research on lexical semantics in French and Japanese in enunciative approach (3)
一般注記type:text
報告者は標記の研究課題について,申請書で計画を示した研究のうち,主に(B)と(C)の研究を行い,以下の成果があった.
(B)日本語の助詞の分析
名古屋外国語大学・教授の伊藤達也氏との国内共同研究の枠組みで,格助詞の「から」と「より」の体系的な研究を行い,それを紀要論文の形で発表した(後者は来年度6月に出版予定).また,6月にフランスで開催された国際学会において,助詞「に」の体系的研究の成果を発表し,学会プロシーディングに研究発表を論文の形で投稿した.現在,査読審査結果を待っているところである.
(C)日本語の談話標識の分析
元・フランス国立科学研究センター(CNRS)のD. Paillard氏を中心にして進められていた国際対照言語学プロジェクトにおいて,報告者の担当である日本語の「もう」についての論文を執筆し,フランスの国際研究誌に投稿した.現在,査読審査結果を待っているところである.また,掲載が決まった時に備え,3月のフランス滞在の折にD. Paillard氏から論文の修正箇所についての指摘を得た.
(A)フランス語の動詞の分析
フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)・准教授であるH.de Penanros氏との国際研究の枠組みで,フランス語の多義動詞porter「持つ・運ぶ,etc.」を継続して行った.来年度に論文を投稿する段階まで持っていきたいと考えている.
Research accomplishment:
(B)
- 1 presentation at the International Congress : 1er Colloque International de la TOPE (France)
- 1 publication in Departmental papers (Keio Univ.)
- 1 submission in Departmental papers (Keio Univ.)
- 1 submission in Proceedings of International Congress
(C)
- 1 submission in an International Journal (France)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)