契約法上の担保的制度の具体的考察

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 契約法上の担保的制度の具体的考察
• 著者・編者: 岩川, 隆嗣
• 著者標目: 岩川, 隆嗣
• 出版年月日等: 2022
• 出版年（W3CDTF）: 2022
• 並列タイトル等: ケイヤクホウジョウ ノ タンポテキ セイド ノ グタイテキ コウサツ; Keiyakuhōjō no tanpoteki seido no gutaiteki kōsatsu; Analysis of institutions under contract law that fonction as guarantee
• タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
• 本文の言語コード: jpn; eng
• 件名標目: 民法,債権法,担保法,フランス法
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 本研究の成果は、第一に、契約法上の担保的制度は、契約などの発生原因によって予定されていた正しい履行を実現させるための制度であるという理論を、単著により公表することができた点にある。第二に、相殺の担保的機能の基礎理論である、相殺期待と牽連性という2つの理論を、日本法に即して詳細な検討を行うことができた点にある。第三に、倒産手続開始決定後における債務不履行解除権の成否について、詳細な検討を行った点にある。第四に、フランス法における直接訴権は、判例上、直接訴権者から請求を受ける第三者の保護を目的とする制度とされている、ということを明らかにできた点にある。 The results of this research are, first, that I was able to present the analytical perspective, that the institutions under contract law that fonction as guarantee, are the systems to realize the correct performance scheduled by the contract. Second, I was able to show that there are two theories underlying the function of setoff as guarantee: the expectation of setoff and the connectivity between the claims. Third, I have examined in detail whether the cancellation of contracts can be effected after insolvency proceedings. Fourth, I was able to clarify that the purpose of the right of direct action under French law was protection of the third party debtor.; 研究種目 : 若手研究 研究期間 : 2019～2022 課題番号 : 19K13550 研究分野 : 民法
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報: 科研費研究者番号 : 20707781
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ