マイトファジーを標的にした膵がん放射線増感方法の新規開発

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: マイトファジーを標的にした膵がん放射線増感方法の新規開発
• 著者・編者: 澤田, 将史
• 著者標目: 澤田, 将史
• 出版年月日等: 2021
• 出版年（W3CDTF）: 2021
• 並列タイトル等: マイトファジー オ ヒョウテキ ニ シタ スイガン ホウシャセン ゾウカン ホウホウ ノ シンキ カイハツ; Maitofajī o hyōteki ni shita suigan hōshasen zōkan hōhō no shinki kaihatsu; Development of radiosensitizer focused of mitophagy in pancreatic cancer
• タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
• 本文の言語コード: jpn; eng
• 件名標目: 放射線治療,放射線増感作用,ミトコンドリア,マイトファジー
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 膵癌において、マイトファジーの亢進によりミトコンドリア量の低下や嫌気的解糖系の亢進が報告されており、それによるミトコンドリア由来の活性酸素種の減少や低酸素が放射線抵抗性の原因の一つである可能性がある。そこでマイトファジーを阻害することで放射線感受性を向上できるのではと考えた。 膵癌細胞において、放射線照射によりマイトファジーの亢進が示唆された。しかし、大気圧あるいは低酸素におけるcolony formation法、sphere formation法を行いマイトファジー阻害による放射線増感効果を検討したが、明らかな増感効果を示すことはできなかった。 In pancreatic cancer, it has been reported that mitophagy promote decrease of the amount of mitochondria and enhance of the anaerobic glycolysis system. This causes decrease in reactive oxygen species derived from mitochondria and hypoxia and can be one of the causes of radiation resistance. Therefore, we thought that inhibitor of mitophagy improve the radiosensitivity. We showed that irradiation acceralates mitophagy in pancreatic cancer cells. The radiosensitizing effect of mitophagy inhibition was examined by performing colony formation assay at normoxia or hypoxia and sphere formation assay, but no clear sensitizing effect could be shown.; 研究種目 : 若手研究 研究期間 : 2020～2021 課題番号 : 20K16771 研究分野 : 放射線治療
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報: 科研費研究者番号 : 10824948
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ